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【お客様の声】サン シヤム イル ヴェリで過ごすモルディブ&スリランカを巡る2カ国周遊ハネムーン9日間

≪モルディブに滞在して感じたこと≫

モルディブのリゾート(サン シヤム イルヴェリ)で食事時やバーでゆっくりしている際に、ふと妻が呟いた「この、人の居ない感じがたまらなく好き」の一言が、モルディブで過ごす時間のゆったりさを物語っていると感じました。

決して誰も居ないというわけではなく、ちらほらと観光客はいるのですが、常にキャパシティの20%程度の人数。クルーズも満員だったのにもかかわらず人がまばらな印象。どうしても日本で名所は人混みでごった返し、食事中も満席のワイワイガヤガヤ、海も人だらけで座る場所を確保するのに一苦労。その人混みに疲れてしまい、早めに帰ろうか、なんてことにもなるのですが、モルディブは自然と人が散乱しており、常にプライベート空間にいるかのようでした。

これで果たしてビジネスが成立しているのだろうか?とおせっかいな心配もしましたが、きっと人はかなりいるのでしょう。しかし各々が各々の時間軸で起き、食事を取り、海へ行き、バーへ行き、寝ている、それがうまいことバラけてバランスが取れているのだと思います。

何にも追われず、時間も気にせず、気の赴くまま歩き、食べ、眺める、そこに聞こえるのは波の音くらい。ゆったりと時間が流れますが、それでも日は登り、あっという間に沈むのだと、当たり前のことを心の底から実感できたことは、きっと言葉では伝えられない感覚なのだと思います。

飛行機内で「Welcome to Maldives!」とかで流れそうな素材(笑)を、スタッフがドローンで撮影してくれました

飛行機内で「Welcome to Maldives!」とかで流れそうな素材(笑)を、スタッフがドローンで撮影してくれました

≪モルディブ≫
◆ダイビングやシュノーケリングを満喫できるリゾート
◆リゾートでは食事もお酒も楽しみたい

≪スリランカ≫
◆世界遺産の観光や食事(特にシーフード料理)を楽しみたい
◆スパイスガーデンに立ち寄ってスパイスや、思い出に残るような食器などを購入したい

モルディブのビーチで、妻要望のポーズで撮影(笑)。ダチョウ倶楽部?と状況的に意味不明でも、楽しいので応じる

モルディブのビーチで、妻要望のポーズで撮影(笑)。ダチョウ倶楽部?と状況的に意味不明でも、楽しいので応じる

スリランカのシルク店での撮影。妻が似合いすぎて、これ全部ください!と言うのをギリ抑える(嘘)

スリランカのシルク店での撮影。妻が似合いすぎて、これ全部ください!と言うのをギリ抑える(嘘)

モルディブを検討されている人はきっと、どこのリゾートにすればいいのか、ネットや雑誌で楽しく調べているかと思います。ルンルンと調べているうちは楽しいのですが、旅は決めなければ決まりません(当たり前)。モルディブは選択肢が多すぎるが故に本当に決まりません。決まったところでどうやって予約すればいいのかもわかりません。けど、たくさん調べて情報は持っているので、あれがしたい、この条件は絶対に入れてほしい、このアクティビティは入れてほしい、食事は美味しい所が良い、日本人スタッフが居てほしいなど、要望ばかりが増え、「じゃあ、それが満たされるところってどこよ!!??」と、だんだん苛立ちが大きくなることもあります。こんなワガママを聞いてくださり、それに最大限に応えてくれる、それがティースタイルでした。

無限にある選択肢から絞り込んでいただき、それでも新たに出てくる要望を新規追加していただき、ご提案を柔軟に変更してくださりました。それでも最後の最後まで悩み、期限ギリギリまで回答できずにいたのですが、「これだけ悩んで決めたのだから、きっといい旅になるよ」と、自然と思えてきたのも良かったです。予約をしたのが9月頃、実際の旅行の翌年1月までかなり間が空き、当日近辺には、「あれー、そういえばどこに行くんだっけ…フライト何時だっけ?」なんて無責任な状態になっておりましたが、日程表からフライト時刻の状況、緊急連絡先まで準備して頂けたため、おんぶにだっこ状態でハネムーンを楽しませていただきましたことは、ただただ楽しむ、思い出を作るには最高でした。

≪お部屋での過ごし方&シュノーケリングについて≫

今回リゾートで宿泊したお部屋はプール付きの「ドルフィンオーシャンヴィラ(水上ヴィラ)」です。真ん中辺りの位置で、708号室でした。部屋からの景色は地平線まで海、プールに入ればその延長線上が海という、絶景が広がっており、そう味わえない日々を送りました。もちろんテンション爆上がりで、誰も見てないのだからセレブなことをしようと、朝からワインをシュポンっと開けてからのバスローブを脱いでそのままお部屋のプールにイン(水着は着用)、南国の強烈日差しに熱せられた頭をプールに潜って冷やし、ワインを一口飲む、なんてことをやっていると、「我が生涯に一片の悔い無し!」と本気で思えてきます。

お部屋のバルコニーは、ワインシュポンや海へ秒でGoのベース基地となる!

お部屋のバルコニーは、ワインシュポンや海へ秒でGoのベース基地となる!

「せっかく目の前に海があるなら潜らないと損!」と思い立って、30秒後には海にダイブする行動力を見せつけると、目の前のサンゴ礁エリアには無数の魚・魚・魚、ここにも魚!あそこにも魚!なんて、持参したGoproをまわしていると、あっという間に容量がいっぱいになってしまうので、贅沢にも厳選して録画しなければいけません。何よりも素晴らしいのが、時間や他の人のことを気にせずにシュノーケリングができる点。本当の意味で心ゆくまで、満足できるまで、一時間でも二時間でも海に顔をつけたまま魚と対面できることでした。

もちろん最低限の安全面(ヴィラから離れすぎていないか等)の確認はしますが、「なんかこっちには魚少ないなー、さっきのところ戻ろーっと(180度クルッ)…やっぱやめた!新規開拓だ!(180度クルッ)」なんてことをしながら泳ぎますので、プールで浮かびながら本を読んでいた妻からは、あの人は右に左に行ったり、ときに視界から消えたりと、「(少し心配で)何してんだ?」と思われていたことでしょう。

いつまで経っても飽きることはないのですが、人としてそろそろ陸に上がったほうがいいのでは?と思いヴィラに戻ると、思ったより疲労していることに気づき、「もうそんなに若くはないな…」なぁんて感傷に浸りながら残りのワインをクイッと飲み、これが大人だ!と勢いづけるお戯れをしていると、いつの間にかお昼になっているので、「午前中はシュノーケリングだけして終わった!!??」とびっくりしながら、レストランに向かいました。

水上ヴィラからのシュノーケリング。右往左往の左往の瞬間!

水上ヴィラからのシュノーケリング。右往左往の左往の瞬間!

ヴィラ界隈を治める主のウツボ。見つけた瞬間「えっっ」と叫び、海水吸い込みむせ返る中、撮影

ヴィラ界隈を治める主のウツボ。見つけた瞬間「えっっ」と叫び、海水吸い込みむせ返る中、撮影

≪お部屋の設備&サービスについて≫

ドルフィンオーシャンヴィラは、海が一望できる寝室とトイレ・シャワー・バスルーム、そしてプール付きのバルコニーだけですが、大人二名であれば十分な広さでした。水と一日一本ワインやシャンパン等が補充され、お酒好きな私にとっては足りるか心配でしたが、リゾートの至る所でオールインクルーシブプランを利用してアルコールが飲めますので、足りるどころか供給過多で、後半は思うように頂くことができませんでした。

プールや海用のタオル、バスタオルも一日二回補充されますし、他のアクティビティでも用意されますので自分で持っていく必要はありませんでした。ヴィラのエアコンは十分すぎるほど効いています。逆に寒すぎるくらいのこともあるのでうまく調整されることをおすすめします。私はキンキンに冷やして布団に包まって寝るという真夏の至極の遊びをしてしまいました。室内とバルコニーを隔てる扉は開けっ放しにもできますが、ハエが紛れ込んできますので、必要に応じて開閉していました。

急にお部屋のベッドに現れたミシュランマン。滞在後半はこの子も仲間入り!で楽しみました

急にお部屋のベッドに現れたミシュランマン。滞在後半はこの子も仲間入り!で楽しみました

ビーチの端から端まで泳げらぁ!と開始も、道半ばで絶望し休憩中…

ビーチの端から端まで泳げらぁ!と開始も、道半ばで絶望し休憩中…

≪レストラン&バーについて≫

我々が普段日本で食べているようなバリエーションの豊富さに比べると制限があり、主に海鮮やお肉がメインになりがちでしたが、異国の料理や様々な副菜に興味を広げていると、一週間程度であれば飽きることなく楽しめるかと思います。味は間違いなくとても美味しかったです(日本はいかにグルメな国か、ということも再認識しました)!

特に良かったのが、「グルーパーグリル」レストランで、週二回開催されているBBQディナーです。ビーチにテーブルが用意され、ギターと生歌の演奏を聴きながら、海鮮やお肉を目の前で焼いてくれ提供していただけるのは、食事、雰囲気ともに最高でした。特にロブスターとエビが絶品過ぎて、優雅さを忘れてガッツき、「一生分食べとくか!」と何度もおかわりに行きました。きっと提供していた人は、「まーた来たよこの人…」と思っていたかもしれませんが(笑)、「これGood!!」なんて親指立ててたら微笑みを返してくれましたので、慣れっこなのだと思います。

夕焼け時のビーチレストラン。「いやぁー、えぇー!うわぁー…」と急に言語を忘却するほどの景色

夕焼け時のビーチレストラン。「いやぁー、えぇー!うわぁー…」と急に言語を忘却するほどの景色

BBQディナー。我が胃袋へと迎え入れたロブちゃんと微笑みかけてくれた方の逞しい腕

BBQディナー。我が胃袋へと迎え入れたロブちゃんと微笑みかけてくれた方の逞しい腕

また、バーは二箇所行きました。「ケミストリー」は気軽に立ち寄れるバーで、プールではお子さんたちが優雅に遊んでいました。このリゾートには家族連れもそれなりにいて、お子さんたちもいるのに、こういうところに来慣れているからなのか、全然騒がずに楽しんでいるので、静かで優雅に過ごせました。

もう一つの「フレッシュ ウォーター」は大人オンリーのバーで、こちらではシーシャ(水たばこ)を吸うことができます。ハネムーン特典で一回無料を活用しましたが、映えの景色に映えのプール、映えの人々に、映えのカクテルを目の前にしてのシーシャは、今までの人生の中で、最も贅沢かつブルジョアな暇の弄び方でした。

ちなみに注文の際には部屋番号を毎回聞かれますので(有料のメニューも有るため)、「セブンオーエイト(708)」と言いまくった結果、おそらくあと5年は忘れない番号となりました。

大人オンリーのバー。名前が格好いいだけで選んだBlue Oceanがドンピシャ過ぎて、我がセンスを感じた瞬間

大人オンリーのバー。名前が格好いいだけで選んだBlue Oceanがドンピシャ過ぎて、我がセンスを感じた瞬間

ビーチサイドにて「めっちゃ映える!」とはしゃぐ妻の後ろで紅の豚(何故)の鼻歌BGM提供の夫

ビーチサイドにて「めっちゃ映える!」とはしゃぐ妻の後ろで紅の豚(何故)の鼻歌BGM提供の夫

≪アクティビティについて≫

★ダイビング
妻は初心者、私はライセンスを持っていましたので、一本目は体験ダイビングで妻と一緒に、二本目は妻はシュノーケリング、私は通常のダイビングを行いました。船で30分程度離れた場所でのダイビングでしたが、おそらく地球上最高峰な海でのダイビングだと思います。インストラクターが初心者の妻に付きっきりでしたので、何かあれば対応していただいていましたし、私はそんな二人を後ろから眺めながら、潮の流れに身を任せ、プカァーと海中を浮遊しながら何もせずに景色を堪能していました。

水深は15m程度、透明度も素晴らしく、サメやアナゴ、カメなどがいるとインストラクターがジェスチャーで教えてくれます。私はもちろん持参のGoproで撮影していましたが、インストラクター所有のGoproでも撮影をしてデータを提供していただきました。そちらは水中用のフィルムレンズを使用していたので、海の青さが強調され、とても幻想的な動画が見られました。それがあまりに素晴らしく、フィルムがない自分の動画がちょっと残念に見え、「あーフィルム買っておけばよかったー」と悔いが残りました。

初心者ダイビングは有料となりますが、もし悩まれている方は圧倒的に体験されることをおすすめいたします。そうできない経験だと思います。

ダイビングで、ずっと並走する魚。常に斜めに睨みつけられ「おめぇらどこ中だ?」とガンつけられる(楽しい)

ダイビングで、ずっと並走する魚。常に斜めに睨みつけられ「おめぇらどこ中だ?」とガンつけられる(楽しい)

見上げれば魚の天の川! ダイビングに必死な妻はこの景色を知らない…

見上げれば魚の天の川! ダイビングに必死な妻はこの景色を知らない…

★サンセットクルーズ
毎夕二時間程度のスケジュールで行われていました。こちらは要予約で人気のアクティビティのようで、到着最初に予約されることをおすすめします。我々は予約し忘れており、なかなか予約が取れず、無理を言って参加人数に加えていただきました。

船に乗り込んでからはずっと二階に陣を取り、暮れゆく夕日を眺めながら思い思いに楽しんでいる皆さんを、「いやぁ、映えますなぁ…」と写真を撮りながら過ごしておりますと、しばらくしてシャンパンが提供されます。妻と「かんぱーい!」と嗜んでいると、秒で空にしているお客様に次々と注ぐスタッフを眺め、「これが本場の底なしか…」と身震いしました。

以下写真はサンセットクルーズにて。秒で飲み干し民様と、なみなみとシャンパンを注ぐスタッフとの闘いの構図(皆幸せ)♪

イルカはそうすぐに見られるものではなく、「いないかなー」とスタッフ一同探していると、遠くで発見! 優雅に飲んでいた皆さんが一斉にスマホのカメラを構え始めたので、「えっ!どこどこ!?」と、とりあえず動画を回し始めてから探す野次馬根性をさらけ出していると、イルカの背びれが見えるたびに、「おぉー」とみんなと一緒に歓声をあげました。

イルカはそうすぐに見られるものではなく、「いないかなー」とスタッフ一同探していると、遠くで発見! 優雅に飲んでいた皆さんが一斉にスマホのカメラを構え始めたので、「えっ!どこどこ!?」と、とりあえず動画を回し始めてから探す野次馬根性をさらけ出していると、イルカの背びれが見えるたびに、「おぉー」とみんなと一緒に歓声をあげました。

★ジェットスキー
こちらも希望される方は、最初に予約を入れてしまうことをおすすめします。我々は帰りの飛行機直前に、滑り込みで参加しました。一時間コースとなると少々遠くまで行き、無人の白浜で写真撮影ができるということで、それを選択(ハネムーン特典では15分無料)、初めてのジェットスキー操作は緊張しましたが、妻の手前格好悪いところは見せられず、「あーはいはい、こんな感じね~」なんて余裕ぶりながら、内心は右がアクセル左がブレーキ、右がアクセル左がブレーキ…と繰り返し。

インストラクターの後ろに付いていきながら飛ばすとこれがまた爽快で気持ちがいい。白浜まで行くと、なんとドローンで空中から二人の撮影をしてくれるとのこと。「そんなサービスしてるんですか!?」と聞くと、「僕が半年前から趣味で始めたんだ!」とスタッフ。「自由か!!」と、ツッコミをいれながらも、そうできない体験だと白浜を妻と歩きました(冒頭の白浜を歩いている写真です)。

「えっ、なんか…どうやって歩いてたっけ…」、「あーこれだったら、ちゃんと痩せておけばよかったなー」なんて会話をしていても、そのドローン撮影の動画はまぁ完璧な出来上がりで、リゾートの紹介動画やCMで使ってそうな素材となっており(私の体型を除く)、「いや、これ趣味の範囲じゃなくね?」と苦笑いしました。

島に戻る途中、奇跡的にイルカの群れに遭遇、というか、大量過ぎて我々よりスタッフのテンションが爆上がり。「うわー、すごいいるよー」なんて言っていると、「おい!Gopro持ってるか!?貸してくれ!潜って撮ってくる!」とダイブするスタッフさん。取り残される我々二人。しばらくすると海から顔を出し、「いええええい~動画撮ってやったぜ!!めっっっっっちゃいるぜ!!はんぱねぇ!(英語)」と叫んでいるのを聞き、我々はなかなかにすごい体験をしたのだとそのテンションから実感しました。

帰ったあとに、「その動画のデータが欲しい!!」と言われご提供。スタッフ同士で「これはいいものが撮れたぜ」と会話しているのが、とても微笑ましかったです。本当は一緒にイルカと泳ぎたかったのですが、帰りの飛行機が迫っていたため断念。次回また来たときに再チャレンジです。

ジェットスキーツアー中のドローン空撮。これくらいの引きの画像で…勘弁してください(拡大厳禁!!)

ジェットスキーツアー中のドローン空撮。これくらいの引きの画像で…勘弁してください(拡大厳禁!!)

スタッフさん大興奮も頷けるイルカの大群!!!

スタッフさん大興奮も頷けるイルカの大群!!!

≪リゾートスタッフについて≫

滞在中は専属のバトラーさんが様々な質問から予約事項まで対応していただけるシステムで、LINEでのやりとりができたのはとても良かったです。ハネムーン特典などで、予約時の条件や料金など細かいところを何度も確認してしまいましたが、毎回丁寧にご説明いただきましたので、快適な滞在となりました。

一点あるとすれば、様々なアクティビティ(クルーズ、マッサージ、ジェットスキー等)には要予約なことが多く、チェックイン時にはどれくらい早く予約すればいいのか分からず予約せずにいたところ、いざというときには思うように予約できないことが多々ありました。「事前に人気なアクティビティは教えて頂けたら助かったなぁ…」という点はありましたが、もし絶対に参加したいアクティビティがあれば予め列挙しておき、チェックインのときに一括してお伝えしておけば、全てやってくれたのだと思います。総じて快適かつ親切に対応していただけ、大満足です。

≪スリランカで宿泊したホテルについて≫

ダンブッラの「ヘリタンス カンダラマ」、キャンディの「アールズ リージェンシー」に1泊ずつしましたが、観光したいところが点在しており、それを満遍なくプランに組み込んでいただきましたので、宿には基本的には寝るだけとなり、少々もったいないことをしてしまいました。

それでもどちらのホテルも格式高く、スタッフさんの対応も、朝食も大変満足の行くもので、旅の疲れを癒やしながらも異国の文化を感じさせる様式に大変興味深いものがありました。特にダンブッラのホテルは自然との融合がテーマとなっており、森の中に静かに佇む姿はまた荘厳なものでした。ガイドの方にも事前に注意をいただきましたが、「外にはサルがいるため、不用意にバルコニーのドアを開けない方がいい」というのは本当で、シャワーを浴びているとサルが通り過ぎ、朝食会場まで行く階段にサル御一行様が団らんしており、ふと外を見ると野生のゾウがおり、「あぁ、これが異国ってぇやつかぁ…」と、とても感動したのを覚えております。

ヘリタンス カンダラマの階段。家族会議のデイリー開催の様子

ヘリタンス カンダラマの階段。家族会議のデイリー開催の様子

アールズ リージェンシーのロビー。これでも私(夫)はお腹を引っ込めているのです

アールズ リージェンシーのロビー。これでも私(夫)はお腹を引っ込めているのです

≪観光について≫

スリランカで観光したのは、シギリヤロック、スパイスガーデン、仏歯寺、ゾウの孤児院、コロンボ市街でした。ショッピングの時間には、ジュエリー店、シルク店、紅茶、現地スーパー、雑貨屋等々と満遍なく周ることができました。

中でも、特別思い出深いのはやはり「シギリヤロック」でしょう。一番過酷かつ達成感の大きい観光場所でした。巨大な岩(高さ200mほど)のてっぺんにある城跡地まで行くのですが、合計約2.5時間ほど、一度中に入ったらトイレには行けず、1,200段以上の階段をひらすら上り下りするのですが、途中吹き出す大量の汗、階段で発生する大渋滞。よく見てみると高所恐怖症にも関わらず来てしまった方が震えながら上り下りするために発生している渋滞だとわかりました。確かに岩壁を登るのはとても怖いですが、更にはその階段もお世辞にも見た目頑丈には見えず(見えないだけでおそらく相当頑丈です)、上りと下りですれ違うのにもやっとの幅。そして大渋滞。頂上についたときの達成感たるや、それはそれは。

さらに個人的なことを申せば、度重なる爆食のおかげでお腹を壊していた私は、登頂を開始したところで、腹痛の予感(あくまで予感)。この先にトイレがないまま2時間近く耐えなければいけないことを考えると、私にできることは、常に深呼吸をしながら、自分のペースを崩さず、テンションをやや低めに一定にして、私は修業の身であると念じ心落ち着けることであり、それを傍から見ている妻には心配されましたが、「これは己の体調を小康状態に保つ術であり、決して苦しいとかつまらないというわけではない。これはこれで楽しんでいるので私には構わず進んでほしい」という、一見格好良い、ただただ格好悪い名言を伝え、無事観光を終えた自分が誇らしく、妻に自慢しましたが、「あっそ。」の一言で片付けられ(確かにダサい)、シュンッとなったのも、また忘れられない思い出です。

シギリヤロック登頂! この渋滞なぬっ!?と衝撃を受ける

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シギリヤロックの頂上。腹痛回避術実施中のため、訳のわからん笑顔を作る夫

シギリヤロックの頂上。腹痛回避術実施中のため、訳のわからん笑顔を作る夫

≪現地日本語ガイド&専用車移動について≫

現地の日本語ガイドさんは日本に数年留学されていた方だったので、当然日本語は流暢で、とても感じの良い、終始笑顔の絶えない方でした。本音を申しますと、スリランカでの一番の思い出、良かった点は、「ガイドさんとの車内での会話」でした。ガイドさんにとっては母国の案内ということで、スリランカの成り立ちやどんな名所があるのか、どんな美味しいものがあるのかは勿論の事、宗教のこと、それが普段の生活とどう密接に関わっているのか、それが人々の服装や思想にどう繋がっているのか、それが普段のどんな行動に現れているのか、を丁寧に説明して頂けました。

そこにはガイドさんが日本滞在時に感じた日本文化との差や共通点も盛り込まれているため、我々にとっても自身の思想や文化との比較を常にしながら話が聞けました。また運転中に通り過ぎる人々や建物を見ながら、「さっき話していたあれがあそこにあります」とか、「あの人の行動はさっき言っていたことなんですよ」と教えていただけると、勉強したことを秒で肌で感じとれるという貴重な体験をさせていただきました。

専用車移動についても、もしこれを自分たちで電車やバスで移動していたら…と想像するととてもじゃないが快適な旅はできなかっただろうと思います。運転は日本に比べたら少々無法地帯なところはありますが、日本のように信号や交通ルールに従っていればいいため、たまに脇見運転をしてしまうことも…という交通状況ではなく、一人ひとりが細心の注意を払いながら急いでいく、という方が実は事故は少ないんじゃないか、と感じました。皆が譲り合いの精神、などという生易しいものではなく、譲らないと事故るぜ?くらいの感覚でいるため、信号がなくとも、追い抜く車が多くとも、自然と安全な旅となりました。

一人で旅がしたい!という感覚をお持ちの方でなければ、ガイドの方とともに旅をされることを強くおすすめいたします。初対面の人とすぐ打ち解けられるほど社交的な二人ではないということと、ガイド付きツアーも普段参加しないので少し不安でしたが、そこを察してくれたのか、ガイドさんも適度な距離感を保ってくれていたので、心地よく楽しむ事ができました。

仏歯寺内部は、地元民の生活にいかに深く根付いている場所なのかを実感

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ゾウの孤児院。「水浴びしないねー」と言っていたら、強制水浴び開始。豪快!

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スパイスカレー全盛り! ライスの土手でカレーを分けるテクにご満悦の夫

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・以下フライトスケジュールやツアーの内容は、ご旅行出発時点のものとなります。当日の天候や交通状況、現地事情、その他の理由により行程など変更になっている場合がございます
・スリランカでは現地の日本語が話せるガイドが同行し、観光をご案内。移動は専用車(現地ドライバー同行)です
・特に記載のない限り、食事場所は宿泊ホテル(リゾート)となります

日程 内容 滞在地 / ホテル
1日目

★空路にてスリランカ経由で1カ国目の「モルディブ」へ

フルマーレ / ホテル オーシャン グランド アット フルマーレ(計1泊)
2日目

★水上飛行機にてリゾート「サン シヤム イル ヴェリ」へ

ダール環礁 / サン シヤム イル ヴェリ(プール付きドルフィンオーシャンスイート 計4泊)
3~5日目

★優雅なリゾートステイを満喫!

同上
6日目

★空路にて2カ国目の「スリランカ」へ。ジェフリーバワ建築のホテル「ヘリタンス カンダラマ」に宿泊!

ダンブッラ / ヘリタンス カンダラマ(計1泊)
7日目

◆スリランカ観光を満喫!

キャンディ / アールズ リージェンシー(計1泊)
8日目

★スリランカ観光を楽しんだ後、空路にて帰国の途へ

機中泊
9日目

★日本到着! お疲れ様でした


姫野 夕佳

トラベルコンサルタント 姫野 夕佳

Y様

おかえりなさいませ!
無事ご帰国のご連絡をいただいたと同時に、おふたりの姿が実際の映像になって浮かんでくるようなご感想をいただいたときは、まるで一緒にご旅行した気分になりました。モルディブの美しい海や景色、スリランカのダイナミックな自然の魅力が一目で分かるお写真や、明るいおふたりの人柄が伝わるキュートなツーショット写真もたくさん送っていただきまして、本当にありがとうございます!

実際に足を運んだからこそ知ることができる現地の魅力、世界にまた会いたいと思う人や好きな場所がひとつふたつと増えていき、同時に日本の素晴らしさも実感するということも、私が個人的にも海外旅行が大好きな理由のひとつでもあります。現地でおふたりを温かく出迎えてくださった方々のおかげで、おふたりにもその様に過ごしていただけたことが本当に嬉しく、私も海外旅行の魅力を再確認しました!

今回のハネムーンでは、「アクティブにマリンアクティビティや観光を満喫しながら、ゆっくりとお食事やお酒も楽しんで過ごしたい」というご希望が叶えられたご旅行となったかと思いますが、次回はどんなことをテーマに、どこへおふたりをご案内できるか、いまからとても楽しみです(^^)!

この度はY様の大切なハネムーンをお任せいただけましたことに、改めて感謝申し上げます。今後とも末永いお付き合いができれば大変嬉しく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


トラベルコンサルタント 姫野 夕佳のご紹介
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※上記内容は2024年1月出発時点のものです。特典などの内容は変更される場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

2024.2.29 updated