【ホテルレポート】アマンインドシナ周遊①アマンタカ(ラオス・ルアンパバーン/2012年3月視察)

ラオスの世界遺産都市ルアンパバーンに佇む白亜の一角。​
アマンインドシナ周遊モデルコースの1か国目、ラオスのアマンタカの視察日記をご紹介します。
空港に降り立った瞬間、静かな、スモーキーなこの街の雰囲気にじわじわと溶け込んできました。私のお気に入りの場所の一つになりました。

静寂で平穏な古都ルアンパバーンにしっとりと溶け込んだアマンタカでは、時間の流れが変わるような錯覚を覚えます。
たくさんの仏教寺院とオレンジの袈裟に身をまとった道行く多くの僧侶、その静謐な雰囲気を肌で感じ、日頃の煩悩をリセットできる街へようこそ。

ラオスのアマンで心底リラックスできる旅をしてみませんか。

限りなく穏やかで平穏な象の国ラオス。
その中の古都ルアンパバーンLuang Prabangは、いくつもの寺院とそこに住む僧侶がごく自然に溶け込む、スモーキーな世界遺産都市です。
人も犬も自転車もバイクも皆本当に穏やかで、時間がゆっくり流れます。
植民地時代のフレンチコロニアル様式の建物が至るところに見られ、改装して大切に保存され続けています。
自転車で流した通りには、そんなカフェや古いホテルがいくつも点在し、素朴でかつフランスの香りが漂っていました。
3/4月が一番暑い時期、6~8月の雨季。年中夏服で過ごせるところです。

ルアンパバンでよく見かけるお坊さん。オレンジの袈裟が目を引きます。

ルアンパバンでよく見かけるお坊さん。オレンジの袈裟が目を引きます。

アマンタカの落ち着いた雰囲気がルアンパバンの街並にあっています。

アマンタカの落ち着いた雰囲気がルアンパバンの街並にあっています。

平和なラオス、ルアンパバーン。静謐なアマンタカ。
しっくりと街に溶け込んで、敷地内に一歩入ると更に別世界に潜り込んだよう。

2010年にオープンしたアマンタカは、フレンチコロニアル様式の病院を改装して建てられたものです。シンプルで飾りを廃したその空間にいると、心身ともに清められるような、穏やかな気持ちになります。

アマンのホスピタリティーはそのままに、ルアンパバーンならではのまたとないブッディな体験をぜひされてみてはいかがでしょう。

僧侶やラオスの暮らしを写した写真が随所に飾られています

僧侶やラオスの暮らしを写した写真が随所に飾られています

静謐な敷地内に流れる民族音楽

静謐な敷地内に流れる民族音楽

レセプションを抜けると明るい落ち着いたライブラリー

レセプションを抜けると
明るい落ち着いたライブラリー

アマンタカのすべてのお部屋に共通する特長は、清潔感溢れる、シンプルな空間であることです。
白い壁、モスグリーンの木枠、ブラウンの格子窓。天井は高く、シンメトリーなレイアウトを配した室内に、ラオスの暮らしや僧侶の写真をさりげなく飾り、心休まる室内と、中庭のあるとてもゆったりとしたプライベートな空間です。フレンチコロニアル様式の建造物、スタイルをそのままに。大切に守り続けます。

ラオスの伝統料理とフレンチを融合したお料理がおいしいです。涼しいラオスの朝、下の写真のお粥が体に染み入るような優しい味わいで、大変気に入りました。

鶏とレモングラスのフライ

鶏とレモングラスのフライ

ラオブレックファスト

ラオブレックファスト

コリアンダーがアクセントのお粥

コリアンダーがアクセントのお粥

鶏肉のフォー

鶏肉のフォー

ラオ・トラディショナル・ディナー

ラオ・トラディショナル・ディナー

伝統的なフィッシュケーキ

伝統的なフィッシュケーキ

静かな一室でスパカップルマッサージルームは4室。スパオイルは全て天然素材を使用。

静かな一室でスパ
カップルマッサージルームは4室。スパオイルは全て天然素材を使用。

ロビーには終日クッキーが置かれています。ライブラリーのアフタヌーンティーにはクッキー、ケーキ、アイスティーをご用意。

ロビーには終日クッキーが置かれています。ライブラリーのアフタヌーンティーにはクッキー、ケーキ、アイスティーをご用意。

自転車は高さ調整したものを貸してもらえます

自転車は高さ調整したものを貸してもらえます

●夜のバーシーセレモニー Baci ceremony
ブディストの静粛な儀式で、結婚式やホームカミングのときに行われます。夜6時、敬虔なリーダーの下、小さな円座になり、コットンの紐を手首に結び、心の絆をイメージします。左肩には長いストールをかけ、目を閉じて静かな祈りの時を過ごします。内面の魂を祝福し、痛みや苦しみを和らげるという祈りが込められています。

●朝の托鉢
早朝のラオスで見かける光景が、この托鉢です。
5時30分、ホテルの前の道にゴザをひいて座り、丸めたもち米を一個ずつ、僧侶一人一人にお供えします。
左右から70名ほどの僧侶が静かにやってきます。大人もいれば、小さな少年もいます。
朝早く起きて、ひとときでも敬虔な気持ちでお供えをする。またとない貴重な体験をアマンタカでいかがですか。

ホテルのスタッフが丁寧にご飯の丸め方を教えてくれます。Holy water浄水も用意され、儀式が終わると敷地内に振りまく"come in your life wisdom"

ホテルのスタッフが丁寧にご飯の丸め方を教えてくれます。Holy water浄水も用意され、儀式が終わると敷地内に振りまく"come in your life wisdom"

大急ぎでもち米を丸めて並べて準備します。

大急ぎでもち米を丸めて並べて準備します。

●サイクリングで市内観光
アマンタカのプライベートガイドに従って、自転車で旧市街を走りながら散策はいかがですか。
メコン川沿いも風が気持ちよく、程よく小さなユネスコ世界遺産の街を見て回ることができます。平坦で広々とした道路はサイクリングに適しています。至るところにフレンチ&ラオスタイルのカフェが点在していておしゃれ、なかなかいい気分ですよ♪

路地を入ったところにある市場。こんなに細い路地を自転車やバイクでも人々は悠々と通り抜けます。

路地を入ったところにある市場。こんなに細い路地を自転車やバイクでも人々は悠々と通り抜けます。

市民の足トゥクトゥク

市民の足トゥクトゥク

おいしそうな匂いに惹かれて覗いた屋台。ラオスタイルの薄いパンが売られていました。

おいしそうな匂いに惹かれて覗いた屋台。ラオスタイルの薄いパンが売られていました。

伝統的な高床式のラオハウス。1階が家畜用、2階が住居です。

伝統的な高床式のラオハウス。1階が家畜用、2階が住居です。

古い建物を改装したブティックホテル

古い建物を改装したブティックホテル

「ワット マイ」ガラスのモザイクが壁一面に施されて見事です!庶民や王族の暮らしが描かれています。

「ワット マイ」
ガラスのモザイクが壁一面に施されて見事です!庶民や王族の暮らしが描かれています。

「ワット マイ」70年かけて造られたルアンパバーン最大の寺院。美しく華やかなブッダと、ラーマーヤナをモチーフにした黄金のレリーフが有名。

「ワット マイ」
70年かけて造られたルアンパバーン最大の寺院。美しく華やかなブッダと、ラーマーヤナをモチーフにした黄金のレリーフが有名。

「ワットシェントーン」最古の寺院/三重の屋根が特徴的。よく見ると僧侶が屋根の修復作業をしていました。

「ワットシェントーン」
最古の寺院/三重の屋根が特徴的。よく見ると僧侶が屋根の修復作業をしていました。

「国立博物館」有名な王宮逆遠近法の騙し絵や各国からの贈り物、王室の家具、衣服など展示多数.荷物をロッカーへ預け、靴を脱いで中に入ります。

「国立博物館」
有名な王宮逆遠近法の騙し絵や各国からの贈り物、王室の家具、衣服など展示多数.荷物をロッカーへ預け、靴を脱いで中に入ります。

●メコン河クルーズとパークウー洞窟
午後2時からのアマンタカプライベートクルーズは、雄大なメコン河の夕日に包まれながら何とも言えないリラックスした優雅なひとときを過ごせます。

洞窟に行く前に、米焼酎を造る小さな村に立ち寄ります。地元のお酒やシルクを売るお店が緩やかに建ち並んで何とものどか。

切り立った断崖にあるパクウー洞窟には圧倒されます。相当高い崖や急勾配の石段にまで安置された大小4,000体もの仏像はどれもかなり古く、頭の部分がないものや壊れたものが多いながらもきちんと置かれているのです。

ラオスが何百年もかけてブッダを祀ってきた国だと実感します。

アマンタカ専用のトゥクトゥクはかっこいい!

アマンタカ専用のトゥクトゥクはかっこいい!

船着場に降りていくとゴージャスな船が待っていました!

船着場に降りていくとゴージャスな船が待っていました!

もち米フライ、焼きナスピリ辛、生春巻きなどの軽食とワイン、ジュースなどもあります

もち米フライ、焼きナスピリ辛、生春巻きなどの軽食とワイン、ジュースなどもあります

アテンドしてくれたスタッフはフレンドリー

アテンドしてくれたスタッフはフレンドリー

風が心地いい…釣り人発見

風が心地いい…釣り人発見

足場の悪い所にも多数のブッダの石像が置かれています

足場の悪い所にも多数のブッダの石像が置かれています

充実のラオス、ルアンパバーンのアマンタカを充分に満喫できる王道コースです。
ぜひ皆様にもこの内容をおすすめしたい、仏教精神に触れて心を穏やかにリセットできるアマンタカです。
他にも様々にアレンジができます。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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