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【視察レポート】フィレンツェから日帰りで行くピサの斜塔とアウトレットモール(イタリア・フィレンツェ近郊/2022年12月視察⑦)

こんにちは、トラベルコンサルタント関です。2022年12月、トラベルコンサルタントの蓬莱とともに、ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、ナポリ、ローマとイタリア5都市の視察に行ってまいりました。今回のレポートでは花の都フィレンツェの近郊にあり、日帰りで観光することのできる「ピサの斜塔」とアウトレットモール「ザ・モール(THE MALL)」についてご紹介いたします。

※下記内容は、2022年12月視察時点のものです。内容は変更される場合がございます。

イタリアの観光地といえばどこを思い浮かべますか? バチカン市国? トレビの泉? はたまたコロッセオ? アマルフィ海岸? 漠然としたイメージの中で意外と思い浮かんでくるのが、この「ピサの斜塔」ではないでしょうか。

そんなピサの斜塔ですが、実はフィレンツェから日帰り観光ができるエリアにあるのはご存じでしたでしたか? フィレンツェ発着のオプショナル観光などもございますが、今回私たちは列車にて自力でピサの斜塔を訪れましたので、アクセス方法についてご紹介いたします。ぜひご参考ください。

ピサの斜塔といえばこんな感じのトリック写真を撮りたくなります(笑)

ピサの斜塔といえばこんな感じのトリック写真を撮りたくなります(笑)

■フィレンツェ観光に便利な「荷物預かり所」情報

まずは、フィレンツェからピサの斜塔までの行き方をご案内する前に「荷物預かり所」情報をお伝えさせていただきます。

フィレンツェはミラノ、ベネチア、ローマの中間地点に位置しております。各都市間を結ぶ鉄道の中継地点にあたり、アクセスもよいことから、現地での滞在日数が限られている中で複数の都市を巡る場合は、フィレンツェでは宿泊せずに日中観光をして、次の都市に移動する場合もあるかと思います。

日帰り観光の場合、スーツケースなど大型の荷物を持っての観光は難しいですよね。そこで役に立つのが、駅に併設しているこの荷物預かり所です。フィレンツェのみでなく各都市の駅に併設しておりますので、有効にご活用ください。営業時間は朝の7時から21時まで。料金は預け時間の最初の4時間が6ユーロ、5~12時間の間は1時間あたり1ユーロを最初の6ユーロにプラスしていきます。各都市で若干営業時間や料金に差がありますのでご注意ください。

荷物を預ける場所は黄色の目立つ看板が目印です

荷物を預ける場所は黄色の目立つ看板が目印です

トランクケースなど大型のお荷物もお預けいただけます

トランクケースなど大型のお荷物もお預けいただけます

料金表がこちら(2022年12月時点)

料金表がこちら(2022年12月時点)

出発はフィレンツェのサンタ マリア ノヴェッラ駅。目的のピサの斜塔のあるピサ中央駅までは、各駅停車の電車「レッジョナーレ(Regionale)」で約1時間、急行の電車「レッジョナーレ・ベローチェ(Regionale Veloce)」で約50分の移動時間です。急行の電車は数時間に1便ほどと運行本数が少ないので、ご希望の電車のスケジュールを確認の上、ご計画いただくことをおすすめいたします。

さっそく駅の券売機にてチケットを購入していきましょう!

さっそく駅の券売機にてチケットを購入していきましょう!

1. まずは、左上のチケット購入(BUY YOUR TICKET)を選択

1. まずは、左上のチケット購入(BUY YOUR TICKET)を選択

2. 目的地を選択。今回は左側の上から3番目のピサ中央駅(Pisa Centrale)を選択

2. 目的地を選択。今回は左側の上から3番目のピサ中央駅(Pisa Centrale)を選択

3. 片道(ONE WAY)か往復(ROUND TRIP)を選択。今回私たちは片道で購入

3. 片道(ONE WAY)か往復(ROUND TRIP)を選択。今回私たちは片道で購入

4. 購入したい便のチケットを選択

4. 購入したい便のチケットを選択

5. 今回2名で入力したので大人2名分の明細がでてきます。問題がなければ右下のFORWARDを選択

5. 今回2名で入力したので大人2名分の明細がでてきます。問題がなければ右下のFORWARDを選択

6.最終確認画面。問題がなければ右下のPURCHASEで購入

6.最終確認画面。問題がなければ右下のPURCHASEで購入

2名分のチケットが購入できました! 片道で大人1人8.9ユーロです

2名分のチケットが購入できました! 片道で大人1人8.9ユーロです

電光掲示板で乗り場を確認! 私たちの18371便は6番乗り場でした

電光掲示板で乗り場を確認! 私たちの18371便は6番乗り場でした

列車に無事乗車! 座席は自由席です

列車に無事乗車! 座席は自由席です

ピサ中央駅に到着しましたら、駅前のロータリーにあるバス乗り場からピサの斜塔近くのバス停「トッレ 1(TORRE 1)」を目指します(ちなみにトッレはイタリア語で「塔」を意味します)。バス乗車後は、車内にある黄色の打刻機で、チケットへの日時の打刻を忘れずに! 打刻のタイミングに決まりはないようですが、乗客を見ると、乗車直後に打刻していました。

ピサ中央駅に到着

ピサ中央駅に到着

駅の売店(TABACCHI)でバスのチケットを購入できます

駅の売店(TABACCHI)でバスのチケットを購入できます

クレジットカードも利用可能です

クレジットカードも利用可能です

片道で大人1人1.5ユーロ

片道で大人1人1.5ユーロ

赤色1番乗り場から出発

赤色1番乗り場から出発

乗車後は黄色の打刻機で打刻を忘れずに!

乗車後は黄色の打刻機で打刻を忘れずに!

バスの乗車は通常10分程度ですが、私たちが訪れた際は、クリスマスマーケットをしている関係で通行止めのところがあり、20分弱かかっての到着でした。

ピサの斜塔のあるドゥオモ広場には、斜塔のほかに「大聖堂」、「洗礼堂」、「鐘楼」と呼ばれる建物がございます。ドゥオモ広場で外観の撮影をするのは無料ですが、入場を伴う観光は有料となります。斜塔の展望台に上る場合は、特に混みあっておりますので、事前の予約をおすすめいたします。

ついに到着! 残念ながら、あいにくの曇り空

ついに到着! 残念ながら、あいにくの曇り空

ピサの斜塔で念願だった記念撮影♪

ピサの斜塔で念願だった記念撮影♪

洗礼堂では入場待ちの列ができていました

洗礼堂では入場待ちの列ができていました

塔の展望台にも入場待ちの列が…!

塔の展望台にも入場待ちの列が…!

シノピエ美術館もありました

シノピエ美術館もありました

黄色の外観が特徴のチケット売り場

黄色の外観が特徴のチケット売り場

各施設の入場チケット以外に、複数の施設に入場できるお得なチケットもございます

各施設の入場チケット以外に、複数の施設に入場できるお得なチケットもございます

裏手の通りには、レストラン街がありました

裏手の通りには、レストラン街がありました

ピサの斜塔にまつわるお土産物も購入できます

ピサの斜塔にまつわるお土産物も購入できます

ピサの斜塔からピサ中央駅までは徒歩で20分ほどですので、街並みの散策もかねて、復路は徒歩で移動してみるのもよいかもしれません。

「ザ・モール(THE MALL)」とは、フィレンツェ近郊にあるアウトレットモールです。

グッチ、プラダ、フェラガモなどハイブランドのショップが一堂に会する、イタリアの中でも屈指のアウトレットモールです。アウトレットの商品ですので、新作のラインナップなどはございませんが、掘り出し物や割引率のよい商品も多く、お得にお買い物ができます。

グッチ、プラダ、フェラガモなどハイブランドのショップが一堂に会する、イタリアの中でも屈指のアウトレットモールです。

アウトレットの商品ですので、新作のラインナップなどはございませんが、掘り出し物や割引率のよい商品も多く、お得にお買い物ができます。

それでは、フィレンツェからザ・モールまでの行き方をご紹介します。

ザ・モールへは、フィレンツェ サンタ マリア ノヴェッラ駅から北へ、ゆっくり歩いても10分弱で到着する距離にある「モンテルンゴ広場大型バス発着場 (Piazzale Montelungo bus terminal )」から1時間ほどのバス移動となります。往路のスケジュールは午前、午後に各3便、復路も午前、午後に各3便で運行しており、復路の最終便の出発時刻は19時20分となっております。訪問の際は、事前にバスのスケジュールをご覧になって計画されることをおすすめいたします。

バスのチケットは、事前にオンラインの購入も可能です。今回私たちは、バスに乗車する際にドライバーさんから直接購入しました。その場合クレジットカード決済はできず、現金でのお支払いとなりますのでご注意ください(詳細は最下部のリンクからご確認いただけます)。

ザ・モール行きの2階建てバス

ザ・モール行きの2階建てバス

バッソ要塞の城壁沿いにモンテルンゴ広場大型バス発着場があります

バッソ要塞の城壁沿いにモンテルンゴ広場大型バス発着場があります

片道チケットは大人1人7ユーロ、往復チケットは大人1人13ユーロと、往復での購入がお得です

片道チケットは大人1人7ユーロ、往復チケットは大人1人13ユーロと、往復での購入がお得です

2階建てバスの車内の様子

2階建てバスの車内の様子

ザ・モールには、世界的に有名なハイブランドのショップが数多く入っております。イタリアのブランドであるTODSは、地元のお客様でにぎわっておりました。店内での混雑をさけるため、入場制限などの配慮がされておりました。

ザ・モールの外観

ザ・モールの外観

ザ・モールのフロアマップ

ザ・モールのフロアマップ

敷地内には飲食スペースのほか、免税の手続きのできるラウンジもございます。日本語での手続きマニュアルもあり、スムーズにできました。空港でも手続きは可能ですが、こちらで済ませておけば空港での受付時間を短縮することができます。

飲食店は多くないので、混みあっておりました

飲食店は多くないので、混みあっておりました

免税の手続きのできるラウンジの入り口

免税の手続きのできるラウンジの入り口

日本語での手続きマニュアル

日本語での手続きマニュアル

ザ・モール 直通バス 公式HP ザ・モール 公式HP
関 啓吾

トラベルコンサルタント 関 啓吾

今回はフィレンツェから日帰りで行くことのできる近郊エリア、ピサの斜塔観光と、ザ・モールでのアウトレットショッピングについてご紹介いたしました。

イタリア旅行をお考えの方は、ぜひ経験豊富なティースタイルのトラベルコンサルタントまでご相談ください!


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