BALI REPORTバリ島 視察ブログ
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ヴァイスロイ バリ(インドネシア・バリ島/ウブド)
【視察レポート】アフターコロナの日本とインドネシア(バリ島)の出入国+乗り継ぎの流れを解説! フィリピン航空編(2022年11月視察①)
こんにちは、トラベルコンサルタントの関です。今回、私はフィリピン航空を利用して成田からマニラ経由でインドネシアのバリ島へ入国いたしましたので、その際の入国事情をご紹介します。
※下記内容は2022年11月時点のものとなります。内容は変更される場合がございますので、予めご了承をお願いいたします。
◆インドネシア入国に必要な書類
まずは、日本からインドネシア(バリ島)入国の際に必要な書類は以下の通りです。
1. COVID-19(新型コロナウイルス)ワクチン接種を完了した証明書
日本からインドネシアへの入国条件として、インドネシア行きの飛行機に搭乗する前に、「COVID-19ワクチン接種を完了した証明書」を航空会社に提示する必要があります。
そのため、日本出国時までに新型コロナワクチン接種証明書を取得できるアプリをインストールして、接種証明書を発行してください。ただし、この接種証明書アプリの登録にはマイナンバーカードが必要で、お持ちでない方は接種時点で住民票のある自治体に依頼して、紙の接種証明書を用意する必要があります。申請から10日ほどかかるので早めの申請をおすすめします。
※COVID-19ワクチン接種を完了した証明書は、モデルナ、ファイザーの場合はそれぞれ2回以上の接種が条件となります。
※ワクチンが受けれない医学的な理由があり医師に英文の診断書を書いてもらった場合には入国が可能、ただしその際は現地で5日間の隔離が必要です。
2. アライバルビザ(VoA: Visa on Arrival)
降機後、最初にヘルスチェックカウンターがあり、そこで簡単な健康状態についての問診とワクチン接種証明の提示が求められます。その後、係員の誘導に従ってアライバルビザの購入カウンターへ行き、購入します。
★料金 :30日間(500,000 インドネシアルピア)
日本円にて支払いが可能ですが、おつりについてはインドネシアルピアとなります。クレジットカード決済も可能ですが、別途手数料がかかります。
※アライバルビザの料金は2022年11月時点での情報になります。
※2022年11月9日より日本出発前にオンラインでの事前購入が可能となりました。詳細はおたずねください。
※アライバルビザの一部免除の条件や詳細については以下、在インドネシア日本国大使館のホームページをご確認ください。
在インドネシア日本国大使館のホームページはこちら3. PeduliLindungiアプリ(インドネシアに30日以上滞在する予定の外国人が対象)
PeduliLindungiアプリ(インドネシアの健康観察アプリ)は、インドネシアに30日以上滞在する予定の外国人に求められています。 今回は該当ではありませんが、成田空港チェックインの際に航空スタッフからダウンロードをしておくことが求められました。細かい登録までの案内はなく、ダウンロードができているかの確認のみでした。実際、インドネシア入国時に確認はありませんでした。
詳細については以下、在インドネシア日本国大使館のホームページをご確認ください。
4. 電子税関申告書(E-CD)
インドネシアの税関申告は電子化されており、QRコードを読み込んだ後に個人情報(パスポート情報や入国のフライト便名などの項目の入力)が必要となります。現地空港内のフリーWi-Fiを利用して、入力する流れとなります。
入力自体は2~3分程度あれば終わりますが、空港内のフリーWi-Fiの接続状況によってはもう少し時間がかかってしまう場合もございます。また、受付カウンターが深夜ということもあり1つのカウンターしか空いておらず、長蛇の列となっておりました。降機から、荷物ピックアップし税関を抜けるまで、1時間半ほどかかりました。徐々に進む電子化の波、海外旅行にスマートフォンは必須となってきております。
※電子税関申告書は入国日の2日前から登録も可能です。
◆成田空港での搭乗手続き
成田空港のフィリピン航空カウンターのスタッフが、マニラ以遠の最終目的地に必要な書類の確認を行っておりました。
私の場合は、インドネシア入国に必要な書類である上記2つ(ワクチン接種証明書、健康観察アプリのPeduliLindungi)の確認がありました。チェックインカウンターには列ができておりましたが、比較的スムーズに手続きができ、チェックイン完了まで15~20分程度だったかと思います。
私が成田空港にいた午前9時~午後1時頃のレストラン街に入っているテナントやお土産ショップなどは、6割程度営業しているイメージで、まだまだフル稼働ではない印象でした。機内ではマスクの着用のみが義務付けられていますが、他は今まで通りでした。
◆バリ島行き飛行機への乗り継ぎ手順
フィリピン航空利用のため、マニラ空港にて乗り継ぎをしました。マニラ空港自体は非常にコンパクトな空港だったので、乗り継ぎは簡単かつ移動も少なかったです。体感のマスク着用率は80%程度と意外に高い印象でした。
≪乗り継ぎの流れ≫
◆インドネシア国内(バリ島)の様子
やはり降機後のお客さんも多いことから、バリ島のングラ・ライ国際空港でのマスクの着用率は、比較的高く感じました。ただ、やはり市内の方に出ますともう新型コロナとはどこ吹く風でマスクを着用している人はほとんどいませんでした。ホテルのレセプションスタッフや、レストランスタッフは配慮のためマスクの着用をされていることもありました。
◆日本帰国に関して
2022年10月11日以降、入国に際しての水際対策や入国制限などの条件の緩和が進んでおります。日本帰国に関して、必要な書類は以下の通りです。
1. Visit Japan Webの登録
以前に登録が義務付けられていたMy SOSアプリが、2022年11月1日以降、入国手続オンラインサービス「Visit Japan Web」に変更されています。Visit Japan Webは、海外から入国される方(海外から帰国する日本人も含む)が、入国時に「検疫」・「入国審査」・「税関申告」の入国手続を行うことができるサービスです。そのため、日本入国(または帰国)前にVisit Japan Webよりパスポート情報、質問表Web、ワクチン接種証明書(3回以上接種済み)もしくは出国前72時間以内の検査結果証明書の登録を行います。
※詳細は以下、デジタル庁のホームページをご確認ください。
※Visit Japan Webの利用可能な空港は、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港、那覇空港です。
2. 現地出国前72時間以内の検査による陰性証明書を取得(ワクチン3回未接種の方対象)
ワクチン3回未接種の方は厚生労働省・入国者健康管理センターにより、「現地出国前72時間以内のPCR検査による陰性証明書」を提出することが義務付けられています。日本政府指定の帰国用の「厚生労働省の陰性証明フォーマット」にドクターのサインと検査結果を書き込んでもらいます。そのため、日本出国前に事前に厚生労働省の陰性証明フォーマットを印刷して渡航先に持っていきます。
◆日本入国時の流れ
インドネシアから日本入国に関しては、Visit Japan Webの登録のみで、自宅での待機などは必要ありません(2022年11月時点)。そのため、Visit Japan Webの登録完了の青の画面を提示するだけで、入国はスムーズでした。私の場合は登録が完了しておりましたので、機内から降りて10分程度で荷物受け取りレーンまで移動できております。
降機後、すぐにVisit Japan Webの登録ができているかのチェックがありました。審査完了の青画面になっているかだけの簡単な確認があったのみで、すぐに通過することができました。
Visit Japan Webは、検疫手続(ファストトラック)のみでなく、税関申告に関しても登録ができます。黄色の長い用紙での申告も依然としてありますが、電子申告済みの場合は以下写真のような端末にて、パスポートとQRコードの確認後、問題がなければ無人のゲートから外にでることができます。税関申告は従来の紙ベースでの申告に加えて、電子申告も対応しているので混雑は避けられて良いなと思いました。
トラベルコンサルタント 関 啓吾
2022年11月の時期だったこともあり、Visit Japan Webの登録が完了していたら、日本入国は比較的スムーズに流れていた印象です。インドネシアの入国に関しましては、事前登録がなく、また深夜帯などに到着の場合は稼働している現地スタッフの人数の関係もあり、かなり時間がかかってしまう印象でした。私の場合は、空港到着後手続きを終えてでるまでに約1時間半ほどかかりました。アライバルビザや税関申告の書類など、事前に登録できる事項に関しましては、出発前にご準備することをおすすめいたします。
バリ島(インドネシア)旅行をご検討中の方は、お気軽にティースタイルまでご相談ください。
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