

GERMANY REPORTドイツ 視察ブログ
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【視察レポート】流行の発信基地ベルリンの観光スポット・サウナ・グルメ情報(ドイツ/2023年4月視察①)
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【視察レポート】リバークルーズでヨーロッパ周遊! ルフトナークルーズ寄港地編<後半>(スイス・バーゼル発/2022年4月視察③)
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【視察レポート】リバークルーズでヨーロッパ周遊! ルフトナークルーズ寄港地編<前半>(スイス・バーゼル発/2022年4月視察②)
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ウンゾールズ ファクトリー ホテル(ドイツ・ミュンヘン)
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ザ チャールズ ホテル(ドイツ・ミュンヘン)
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ラディソン ブル ホテル ベルリン(ドイツ・ベルリン)
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インターコンチネンタル フランクフルト(ドイツ・フランクフルト)
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ルーマーズ(ドイツ・フランクフルト)
【視察レポート】ドイツ北部の穴場エリア! ハンブルクの観光スポット&グルメ (2023年4月視察②)
2023年4月にドイツ観光局主催の商談会「Germany Travel Mart(GTM)」に参加してきたティースタイルの須沢です。商談会前にハンブルクを初めて訪れましたので、今回は簡単にハンブルクの街歩きレポートをさせていただきます。
まずは皆さん、ハンブルクと言って何が思い浮かぶでしょうか? ドイツ北部にある港湾都市で、ドイツで一番大きい港町です。ただ港町と言いながらも、海に直接面しているわけではなく、北海からエルベ川を約100kmも上った内陸にハンブルクはあります。あまり馴染みはないものの、実はドイツ国内では、ベルリンに次いで人口が多い都市でもあり、日本人の駐在員もデュッセルドルフに次いで2番目に多い都市です。港があることで、貿易関係、物流、商社などがハンブルクに支社などを持っていることが多いようです。観光の中心は、中央駅から西側、ハーフェンシティと呼ばれる川沿いのエリアで、それほど広いエリアではありません。

ハンブルクの起点となる中央駅

街のシンボルでもある聖ミヒャエル教会
◆ハンブルクの観光スポット
ハンブルクを目的にドイツを訪れる方は、それほど多くないとは思います。私も、ドイツは10都市以上訪れている中で、今回初めてハンブルクという街に行ったのですが、期待を裏切ってというと失礼ですが(笑)、すごくいい街で、「また訪れたいな」と思った街でした。
街の真ん中に大きなエルベ川があり、非常に気持ちがいい雰囲気が漂っています。北部の町なので、もちろん冬の寒さは厳しいようですが、夏の時期は観光客も多く、ドイツ国内でも、富裕層が今こぞってハンブルクに集まり、マンションなどがとても増えているそうです。
*ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街
ハンブルクの観光スポットとして一番有名なのは、2015年に世界遺産に登録された「ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街」です。レンガ作りの倉庫街は「シュパイヒャーシュタット(Speicherstadt)」と呼ばれ、レンガ色の別世界が広がるエリアになります。

レンガ作りの倉庫街は非常にフォトジェニック

シュパイヒャーシュタット タウンホール
倉庫の屋根に近い部分には、どこでも滑車が取り付けられていて、下の写真にあるように、さまざまな国から届いた商品をそのまま滑車を使って運ぶことができるようになっています。訪れたときには、どこか中東諸国から運ばれたものなのか、大量のアラブ系の絨毯(じゅうたん)が運ばれていました。
エリアによって商品は若干違っているようで、絨毯だけではなく、この港で多いのは、香辛料、コーヒー、お酒などで、世界各地からここハンブルクに集まり、ドイツを中心としたヨーロッパ諸国に運ばれていくということでした。まさにヨーロッパの玄関口らしい光景が、ハンブルクでは見ることができます。

滑車を使ってそのまま車に積み込みます

一時保管するものなどは、滑車を使って上の階に運ばれます
シュパイヒャーシュタットのエリアには、こういった商品をその場で味わえるカフェ、そしてコーヒー博物館、スパイスマーケットなど、その分野の世界中の商品を集めたお店がたくさんあるため、街歩きをしながらそういった場所で休憩、そしてショッピングなどを楽しむことができます。

コーヒー博物館ではその場でコーヒーを焙煎

おいしいコーヒーが飲めるカフェが併設

シュパイヒャーシュタットにあるお店(デリカテッセン)

ドイツをはじめとした世界各地のクラフトジン

世界各地の香辛料が集まるスパイスマーケット
*大人も夢中! ミニチュアワンダーランド
ハンブルクの観光スポットのひとつとして有名なのが「ミニチュアワンダーランド」です。事前予約がなければ数時間並ぶこともあるほど、超人気の観光スポットです。世界各地の風景を1/87の大きさで再現しているジオラマのテーマパークで、もちろん家族連れの観光客もたくさんいるのですが、それ以上に夢中になっている大人が多いのも特徴です。
たくさんのエリアがあるため、すぐ見て回れるだろうと思っていると、実際には2時間くらいでは時間が足りない、という状況に陥ったのが私です(笑)。

ドイツでも人気観光スポットのミニチュアワンダーランド

子どもだけでなく大人も夢中になります

ひとつひとつ人の表情も違います

すぐに場所がわかる水の都ベネチア

ブラジルのコパカバーナビーチ
*ハンブルククルーズツアー
港湾都市、ハンブルクならではのクルーズツアーには、すでにご紹介した世界遺産の倉庫街、シュパイヒャーシュタットをクルーズするツアーなどさまざまな種類があります。今回私が参加したのは、世界最大級のコンテナ船が集まるハンブルク港を、ぐるっと一周するものでした。
日本からもアジア、ヨーロッパを周ってハンブルクまで行くコンテナ船があることは、以前テレビで見たことがありましたが、想像の何倍も大きなコンテナ船が、荷物の積み下ろしをしている様子は、本当に圧巻です。巨大建造物などが好きな方には、ぜひおすすめのオプショナルツアーでした。

世界最大級のコンテナ船を持つ台湾のEVERGREEN社

ひとつひとつコンテナの積み下ろしをしています
◆ハンブルクでの食事について
最後に、ハンブルクでの食事についていくつかご紹介します。
ディナーを食べたのが川沿いにある赤い船(下の写真)、実はここがレストランになっていました。そして行ってみてびっくり! ホテルも併設されていました。「Das Feuerschiff LV 13」というお店で、ドイツ料理をメインに、地元のビールやワインなども楽しむことができる、ハンブルクならではのレストランです。

船自体がレストランに

何種類もの魚のフライ

アンバーエールのビール
続いては、街中で食べたストリートフード&ドリンクです。シュパイヒャーシュタットにて食べたのが、以下3つの写真です。
まずは大きな魚、ニシンの酢漬けがそのまま挟まれたサンドイッチ。トルコ、イスタンブールのサバサンドが有名ですが、ドイツにもこんな大きな魚を挟んだサンドイッチがあるとは初めて知りました。思った以上に大きいので、ランチはこれで満腹になります。
同じお店で頼んだのが見ておわかりの通り、ミントのたっぷり入ったミントティー。地元の人らしき人たちも頼んでいた人が多かったので、人気メニューなのかもしれません。そして手持ちのものがシナモンシュガーがたっぷりのフランツブロードヒェンというパン。朝食代わりに食べている方が多かった印象です。

ニシンを挟んだサンドイッチ

ミントぎっしりのミントティー

フランツブロ-トヒェン
旅行先では各地での地元のストリートフードを食べるのもひとつの楽しみです。ホテルの朝食もいいですが、外に出てカフェに入って朝食を食べるだけでもひとつの観光になるので、海外に行く方にはホテルの朝食はなし、近くのカフェで朝食をおすすめしています。

代表取締役 須沢 悠
あまり馴染みのないハンブルクでしたが、少しは興味を持っていただけたでしょうか? 川沿いの都市と言うことで、天気さえよければ非常に気持ちのいい滞在ができる街でした。今回は、ほぼ何も知識なしで行ったにもかかわらず、プラスの印象しかなく、ぜひまた機会があれば行ってみたいと思うような街になりました。
わずか2日の滞在だったため、それほどすみずみまで見ることができませんでしたが、ミニチュアワンダーランドなど、今まで行ったこともないような観光スポットも体験することができました。ドイツ周遊する際に参考にしていただければと思います。少しでも興味をお持ちくださった方、ぜひティースタイルまで、お問い合わせをお待ちしております。
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