State of Baden-Wuerttemberg TOPICバーデン＝ヴュルテンベルク州 トピックス
ホテルスタッフインタビューVol.15／ブレナーズ パーク ホテル＆スパ（ドイツ）のイェンス・ラドケさん
ティースタイルがおすすめするホテルのスタッフにお話を伺う連載の第15回目です。
今回はヨーロッパ有数の温泉地として知られるバーデンバーデンにあるラグジュアリーホテル「ブレナーズ パーク ホテル＆スパ」で、ジュニアソーシャルイベントマネージャーをされているイェンス・ラドケさんにお話を伺いました。
緑に囲まれたブレナーズ パーク ホテル＆スパ
※プロフィールのご紹介
ブレナーズ パーク ホテル＆スパ イェンス・ラドケさん
2021年5月からブレナーズ パーク ホテル＆スパでジュニアソーシャルイベントマネージャーをしているイェンス・ラドケと申します。私が最も情熱を傾けていることの1つがウェディングプランです。オーストリアとスイスで数年間、結婚式の企画をしてきましたが、自分のルーツであるドイツでの仕事に戻りたいと思うようになり、現在このホテルで働いています。
バーデンバーデンは、私がこれまで慣れ親しんだウィーンの文化と、スイスの雄大な自然が融合した街です。国際空港に近く、ブドウ畑のあるフランスのアルザス地方にも近いことから、私にとっては完璧な場所といえます。
- Qブレナーズ パーク ホテル＆スパは、どんなホテルですか？
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A150年以上の歴史を持つブレナーズ パーク ホテル＆スパは、文化と温泉の街バーデンバーデンの中心部に位置するオアシスのようなヨーロッパのグランドホテルで、オトカーコレクションの旗艦ホテルとして、最も格式の高いホテルのひとつです。
お部屋は、広々とした100室の客室とスイートルームからお選びいただけます。プライベート・ガーデン付きのパーク・ヴィラもあります。3つのレストラン、2つのバー、複数のテラスがあり、すべて緑豊かな庭に面しています。
クラシックな装飾と調和したブレナーズの選りすぐりの芸術作品や、プライベートパークの壮大な緑の景色をじっくりとご覧になることをおすすめします。
すべてのバンケットルームには自然光が入ります。春から夏の終わりまでは公園を利用してイベントを開催することも可能です。
最新のスパ施設を備えた「ヴィラ・ステファニーのスパ＆ウェルビーイング」の敷地内には、「ブレナーズ・メディカル・ケア＠ハウス・ユリウス」というセクションを併設しており、ヘルス＆デトックスパッケージやオーダーメイドのトリートメント、ダイエット料理などを提供しています。また、絵のように美しいローマスタイルの屋内プール、屋内外のフィットネス施設、サウナも完備されています。
ジュニアスイート（客室一例）
6ベッドルームの豪華な「パーク・ヴィラ」
5,000㎡も有するスパ施設「ヴィラステファニースパ＆ウェルビーイング」の屋内プール
- Qバーデンバーデンでの季節によるおすすめの過ごし方を教えてください。
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A私がこのホテルに来て以来、それぞれの季節が美しいと感じています。すべての花が咲き乱れていた春、文化的なイベントや屋外での祝賀行事が行われる夏、色とりどりの葉が茂り、ワインの試飲ができるブドウ畑が広がる秋。そして今、私は冬を楽しみにしています。
ブレナーズ パーク ホテル＆スパから歩いて数分の場所にあるクリスマスマーケットを訪れるのです。クリスマスマーケットは11月の最終週から2022年1月6日まで開催され、最も華やかできらびやかなマーケットのひとつであり、6週間という期間はアルザスやフランスを含む地域全体で最も長く続くマーケットです。市は大金を投じて、独創的な衛生コンセプトを打ち出しています。
季節を問わずおすすめの過ごし方は、オース川に架かるロマンティックな橋を渡り、壮大な公園と庭園である「リヒテンターラーアレー」にホテルから直接アクセスすることです。この長い遊歩道には、花々が咲き乱れ、鴨が散歩し、家庭的でありながら、100年先を見据えて植えられたさまざまなエキゾチックな樹木があり、圧倒されます。左側の道をずっと進むと、印象的なリヒテンタール修道院があるので、ひと休みしましょう。ここは1245年に設立されたシトー会の修道院です。
作曲家のヨハン・ブラームスは、夏の数ヶ月をバーデンバーデンのリヒテンタールで過ごし、よくクララ・シューマンと会ってゲロルドザウアー滝までロマンティックな散歩をしたそうです。今でも遊歩道にはエレガントな石の胸像が並んでいて、互いに愛し合った2人の芸術家を偲ぶことができます。
バーデンバーデンのクリスマスマーケット
オース川に沿って延びる遊歩道「リヒテンターラーアーレー」
- Qバーデンバーデンのおすすめの観光スポットやアクティビティはありますか？
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Aバーデンバーデンに来る理由は本当にたくさんありますが、コンシェルジュはオペラ「バーデンバーデン祝祭劇場（Festspielhaus）」のチケットや、国際競馬場「バーデンバーデン競馬場（Iffezheim）」のラウンジの予約をお手伝いしております。猫好きの方なら、ホテルリゾートで飼っている美しい白猫「クレオパトラ」のアポイントメントを取ってみてはいかがでしょうか。おすすめです。
私のお気に入りとしては・・・
バーデンバーデンにはバラ園がいくつかあります。夏の間は、ボーティグの丘にあるローズ・ソサエティ・ガーデンをおすすめいたします。ミハエルズベルク、フリーゼンベルグの古い森、新しいバラの品種が見られる庭園、ボーティグの別荘地、フリーダー・ブルダ美術館、リヒテンターラーアレーなどを組み合わせた「森とバラの回廊」という簡単なパノラマ・ハイキングコースもあります。
リラクゼーションには、ホテルの「ヴィラ・ステファニー・スパ＆ウェルビーイング」をご利用ください。スパでは、午後4時以降、お客様のためにサウナの一部を貸切にすることもできます。究極の静寂とプライバシーが必要な場合は、3つの「ステファニー・スパスイート」のうちの1つを滞在先としてお選びください。また、バーデンバーデンの温泉もお楽しみいただけます。温泉施設「フリードリヒスバード」では、エンペラーズ・バスなどのプライベート・エリアも用意があります（ご予約はお早めに！）。
結婚式などの特別なイベントの準備には、ブレナーズの専用スタイリング・ラウンジをご利用ください。セレモニーやゲストとの祝賀会の前に、癒しのトリートメント・ルームでオーダーメイドのマッサージをお楽しみください。
- Qおすすめレストランやメニューを教えてください。
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Aこの地域には多くのレストランがあります。しかし、ホテル内には「ゴー・ミヨー」（ミシュランと並ぶ、フランス発祥のレストランガイド）に掲載されたレストランがありますので、少なくともその2つを試すため十分に長く滞在することをおすすめします。次のどちらかひとつに決めるのは私には難しいです。
1.太陽の光が降り注ぐ「ウィンターガーデン」は、シェフのアレクサンダー・マイヤーが率いる、時代を超越した極上のレストランです。そして、夜も最高に居心地がいいです。
2.シェフのファリッド・ファゼルが見事に腕を振るうレストラン「フリッツ＆フェリックス」。併設の「フリッツ＆フェリックスバー」では、水曜から土曜まではDJがいて、大いに盛り上がることもできます。
私は甘いものが大好きなので、「ウィンターガーデン」のデザートのおすすめは、伝統的な「ステファニー・アイス・スフレ（Stéphanie Ice Souflée）」ですが、「フリッツ＆フェリックス」では、シュヴァルツヴァルト（黒い森）の村の女性たちが被る伝統的な帽子にちなんだ「ボレンフート・ブラック フォレスト（Bollenhut-Black Forest）」というデザートがおすすめです。写真を撮ったり、友人を驚かせたりしたくなること間違いなしです。
明るい陽射しが降り注ぐ「ウィンターガーデン」
シックなレストラン「フリッツ＆フェリックス」
女性の帽子を模したデザート「ボレンフート・ブラック フォレスト」
- Q最後に、ティースタイルのお客様にコメントをお願いします。
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A個人的には、日本のお客様をお迎えして初めての結婚式を挙げるのがとても楽しみです。ハネムーン、観光、文化、ビジネス、レジャー、どのような目的でヨーロッパを訪れるにしても、バーデンバーデンは、リラクゼーションとインスピレーション、そしてライフスタイルの融合を体験するのに最適だと思います。ブレナーズ パーク ホテル＆スパは、きっとあなたに洗練された楽しい時間の思い出を残してくれることでしょう。
イェンスさん、たくさんの情報をありがとうございました。
みなさま、ブレナーズ パーク ホテル＆スパはいかがでしたでしょうか。コロナ収束後のドイツ旅行の際は、ぜひご宿泊やお食事に訪れてみてください。
ドイツ旅行についてはティースタイルにお気軽にお問い合わせください。
ブレナーズ パーク ホテル＆スパ 紹介ページ ドイツ トップページ2021.11.30 updated