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【視察レポート】パリ市内からヴェルサイユ宮殿の行き方&入場観光(フランス・パリ/2022年12月視察⑥)

こんにちは! トラベルコンサルタントの石田です。2022年12月、クリスマスでにぎわうパリの視察に行ってまいりました! 視察中に“世界一豪華な宮殿”とも言われている「ヴェルサイユ宮殿(Palace of Versailles)」へ足を伸ばしてきました!

世界文化遺産にも登録されているヴェルサイユ宮殿はパリ郊外にあり、オプショナルツアーに参加すると簡単に観光できますが、ご自身で列車で行くこともできます。パリ市内から所要時間は30~40分ほど。ヴェルサイユ宮殿行きの列車が出ているので、とても分かりやすいですよ! 世界中の観光客から非常に人気の観光地なため、チケットは当日だと売り切れている場合が多いので、インターネットでの事前購入がおすすめです。

※下記内容は2022年12月時点のものです。内容は変更される場合がございますので、あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。

豪華絢爛な装飾が目を引くヴェルサイユ宮殿

豪華絢爛な装飾が目を引くヴェルサイユ宮殿

それでは、パリ市内から列車でヴェルサイユ宮殿までのアクセス方法をご紹介していきます。ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「ヴェルサイユ=シャトー(Versailles Château Rive Gauche)」までは、高速郊外列車「RER」に乗ります。A~Eの路線がありますが、ヴェルサイユ=シャトー駅はC路線になります。宿泊ホテルの近くにC路線の駅があると、アクセスはより便利ですね。

私は宿泊先の最寄り駅「ポン・ドゥ・ラルマ(Pont de l'Alma)」から出発しました(この駅もC路線です)。列車のチケットは駅構内の発券機で購入します。並んでいる事もあるので、駅には早めに行きましょう。

Pont de l'Alma駅から出発!

Pont de l'Alma駅から出発!

こちらの発券機でチケットを購入

こちらの発券機でチケットを購入

実際にチケットを発券機で購入しましたので、写真付きで詳しくご紹介しますね。チケットの発券機は言語変更が可能です。日本語はありませんが、英語に変更すると分かりやすいです。

◆Step1左下の「Langues」を選択

◆Step1
左下の「Langues」を選択

◆Step2「English」を選択

◆Step2
「English」を選択

◆Step3チケット購入は左の「Buy cardboard ticket(s)」を選択

◆Step3
チケット購入は左の「Buy cardboard ticket(s)」を選択

◆Step4上から3段目の「1 Ticket for VERSAILLES CHATEA」を選択(ヴェルサイユ宮殿駅行きの料金が自動で選択できます)

◆Step4
上から3段目の「1 Ticket for VERSAILLES CHATEA」を選択(ヴェルサイユ宮殿駅行きの料金が自動で選択できます)

◆Step5ご希望の支払方法を選択(現金、カード、タッチ決済のいずれかとなちります。現金の場合は硬貨のみなのでご注意ください)

◆Step5
ご希望の支払方法を選択(現金、カード、タッチ決済のいずれかとなちります。現金の場合は硬貨のみなのでご注意ください)

◆Step6お支払い(現金の場合は硬貨を、カード払いの場合はカードを、それぞれ入れると精算に進みます)

◆Step6
お支払い(現金の場合は硬貨を、カード払いの場合はカードを、それぞれ入れると精算に進みます)

◆Step7チケット発券(このようなチケットが出てきます。これでチケット購入は無事終了です)

◆Step7
チケット発券(このようなチケットが出てきます。これでチケット購入は無事終了です)

無事チケットを購入したら、いざホームへ向かいます! ヴェルサイユ宮殿の駅「ヴェルサイユ=シャトー」は終点なので、それ行きの列車に乗れば間違いありません。

路線図があるので、ヴェルサイユ=シャトー(Versailles Chateau)駅があるかしっかり確認。宮殿の絵が付いているので分かりやすいですね

路線図があるので、ヴェルサイユ=シャトー(Versailles Chateau)駅があるかしっかり確認。宮殿の絵が付いているので分かりやすいですね

ホームに入る前にも念のため確認。宮殿マーク付きのヴェルサイユ=シャトー(Versailles Chateau)駅、ちゃんとありますね!

ホームに入る前にも念のため確認。宮殿マーク付きのヴェルサイユ=シャトー(Versailles Chateau)駅、ちゃんとありますね!

ヴェルサイユ=シャトー駅に行かない電車も到着するので、ヴェルサイユ=シャトー行きの電車が何本目に来るのか掲示板で確認しておきましょう。写真だと2番目です!

ヴェルサイユ=シャトー駅に行かない電車も到着するので、ヴェルサイユ=シャトー行きの電車が何本目に来るのか掲示板で確認しておきましょう。写真だと2番目です!

ヴェルサイユ=シャトー駅行きの列車が到着!

ヴェルサイユ=シャトー駅行きの列車が到着!

ヴェルサイユ宮殿行きの電車は、内装からヴェルサイユ宮殿になっています! また車内には日本語で「ヴェルサイユ宮殿行きの電車です」と表示がありました。この表示を見ると乗り間違えていなくて一安心です(笑)。終点のヴェルサイユ=シャトー駅まで約30分の列車の旅です。

終着駅なので降り過ごすこともなく、安心して車窓からパリ市内とは違う郊外の景色を楽しむことができます。お帰りの時間帯によっては駅はかなり混み合うので、到着時に帰りのチケットを先に購入しておく方がおすすめです。

列車の内装。ワクワクしますね!

列車の内装。ワクワクしますね!

車内には日本語表記もありました

車内には日本語表記もありました

ヴェルサイユ=シャトー駅の外観。オシャレですね!

ヴェルサイユ=シャトー駅の外観。オシャレですね!

それでは、駅からヴェルサイユ宮殿までの道のりもご紹介します。駅の目の前にマクドナルドがあります。その前を右に進んでいくと宮殿に通じる道につながるので、真っ直ぐ進んで行きましょう。その先にヴェルサイユ宮殿があります。チケットに集合ゲートが記載されているので、指定のゲートへ進みましょう。

ヴェルサイユ=シャトー駅からヴェルサイユ宮殿までは、徒歩10分弱で到着しました。

看板が控えめですが、よく見るとマクドナルドです!

看板が控えめですが、よく見るとマクドナルドです!

この道を真っ直ぐ進んでいくと、ヴェルサイユ宮殿につながる大通りへ出ます。遠くに宮殿が見えますね

この道を真っ直ぐ進んでいくと、ヴェルサイユ宮殿につながる大通りへ出ます。遠くに宮殿が見えますね

ヴェルサイユ宮殿に到着。ゴールドの門がお出迎え。門の横に集合ゲートがあります。私はゲートAでした

ヴェルサイユ宮殿に到着。ゴールドの門がお出迎え。門の横に集合ゲートがあります。私はゲートAでした

ゲートでチケットを提示して中へ進むと、「セキュリティチェック」があります。鞄などはX線検査に通します。大きいリュックサックなどはコインロッカーへ預けるように指示があるので、必ず預けるようにしてください。

セキュリティチェック後に、「オーディオガイド」を受け取ります。オーディオガイドはチケット代には含まれておらず、別途料金が必要です。ご希望の場合はインターネットでのチケット購入時に一緒に購入も可能ですし、当日でも申し込めます。日本語で館内の詳しい説明が聞けるのでおすすめです!

オーディオガイドの受け取りはこちら

オーディオガイドの受け取りはこちら

タッチパネル式なので操作も簡単。オーディオガイド対応の場所で番号を入力すると日本語での案内が流れます

タッチパネル式なので操作も簡単。オーディオガイド対応の場所で番号を入力すると日本語での案内が流れます

さっそく中へ進みましょう! 時期によって期間限定の特別展示が行われています。私が訪問した際は「ルイ15世の展示」でした。

豪華絢爛な装飾が施されたヴェルサイユ宮殿の中へ!

豪華絢爛な装飾が施されたヴェルサイユ宮殿の中へ!

ルイ15世にまつわるさまざまな家具や調度品が展示されていました

ルイ15世にまつわるさまざまな家具や調度品が展示されていました

当時の宮殿での生活を感じることができます

当時の宮殿での生活を感じることができます

こちらはルイ15世へ贈られた天文時計です

こちらはルイ15世へ贈られた天文時計です

特別展示のあとは、いよいよ宮殿内の「常設展示」へ。ヴェルサイユ宮殿は太陽王と呼ばれたルイ14世によって建設され、フランス革命でルイ16世が追われるまでの約120年間、歴代の王の嗜好によってさまざまな改装が行われてきたそうです。

当時のフランス王国の権力の偉大さを感じられる大理石と金箔で覆われた豪華な「ヘラクレスの間」

当時のフランス王国の権力の偉大さを感じられる大理石と金箔で覆われた豪華な「ヘラクレスの間」

こちらは「マルスの間」。首が痛くなってしまうほど見飽きることのない天井画です!

こちらは「マルスの間」。首が痛くなってしまうほど見飽きることのない天井画です!

目が覚めるような深紅のヴィロードに包まれた「メルクリウスの間」。ルイ14世の遺体が安置されていた事でも有名なお部屋です

目が覚めるような深紅のヴィロードに包まれた「メルクリウスの間」。ルイ14世の遺体が安置されていた事でも有名なお部屋です

続いて、ヴェルサイユ宮殿で一番人気の「鏡の間」です。以前訪問した時は修繕工事中だったので、今回とても楽しみにしていたのですが、想像以上の煌びやかさに圧倒されました.。

息をのむ美しさという言葉がピッタリの「鏡の間」

息をのむ美しさという言葉がピッタリの「鏡の間」

どこもかしこも、隅々までキラッキラでした

どこもかしこも、隅々までキラッキラでした

鏡の間の後は、「王妃の寝室」へ。歴代の王妃が王位継承者を産んだのもこの部屋だそうです。最後はマリー・アントワネットがこの部屋の主だったそうで、フランス革命時はこの部屋の隠し扉を使って逃げたそうです。現在はこのマリー・アントワネットの時代の装飾を再現して保存されています。

女性らしい花柄が王妃の寝室らしさを感じますね

女性らしい花柄が王妃の寝室らしさを感じますね

しかし、こんな天井を眺めながら寝るのはあまりリラックスできない気もします…

しかし、こんな天井を眺めながら寝るのはあまりリラックスできない気もします…

他にも宮殿内にはさまざまなお部屋があり、それぞれの歴史を刻んできました。オーディオガイドで詳しく説明してもらえるので、ぜひ、ご自身の目で、肌で、当時のフランス王国の栄枯盛衰を見届けてください。

まるでタイムスリップしたような気になる大理石の階段

まるでタイムスリップしたような気になる大理石の階段

モザイクのタイルが印象的でした。マリーアントワネットも歩いたのでしょうか

モザイクのタイルが印象的でした。マリーアントワネットも歩いたのでしょうか

こちらは「戦闘の回廊」。フランスの戦争の歴史を絵で見ることができます

こちらは「戦闘の回廊」。フランスの戦争の歴史を絵で見ることができます

まるで美術館のような廊下

まるで美術館のような廊下

ヴェルサイユ宮殿は「美しい庭園」も見どころのひとつです。夏季は緑にあふれ、噴水ショーなども行われています。私は12月に訪問したため、残念ながら噴水ショーはやっていませんでしたが、広大な敷地の庭園内を散策することは可能です。

どこまでも続く庭園

どこまでも続く庭園

庭園側から見た宮殿

庭園側から見た宮殿

冬季は少し寂しいですが夏季はこちらの噴水で噴水ショーが行われます

冬季は少し寂しいですが夏季はこちらの噴水で噴水ショーが行われます

石田 麻希子

トラベルコンサルタント 石田 麻希子

ヴェルサイユ宮殿は毎日世界中から多くの観光客が訪れる大人気の観光地ですが、朝一番の入場はとても空いていて、ゆっくりと見て回ることができました。パリからのアクセスも簡単なので、ぜひ、朝一番の入場で豪華絢爛な宮殿を独り占めしてください!

フランス旅行にご興味のある方やご検討中の方は、お気軽にティースタイルまでお問い合わせください。


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