

Normandy REPORTノルマンディー地方 視察ブログ
【視察レポート】フランスの絶景エトルタ&中世の街並みが残るルーアン(フランス・ノルマンディー地方/2018年3月視察④)
フランスのノルマンディー地方の視察に行ってまいりましたコンサルタントの藤原です。
ノルマンディー地方には、モンサンミッシェルだけではなく、その周辺にもたいへん魅力的な都市がありますので、ご紹介してまいりますね♪
今回は、ノルマンディーの海岸線沿いにある絶景の地「エトルタ(Etretat)」と、木組みの家や石畳の路地、ゴシック教会などの建築物が美しい「ルーアン(Rouen)」をご紹介いたします。
エトルタ(Etretat)
画家のモネとクールベによって描かれた絵画でも有名な石灰岩の断崖の場所が「エトルタ」です。
世界的に有名な怪盗ルパンシリーズの『奇巌城(きがんじょう)』の作品の舞台となった場所でもあります。
今回は専用バスでの移動でしたが、パリから高速列車TGVに乗って、ル・アーヴル(Le Havre)という駅まで行き、バスに乗り換えてエトルタへと向かうこともできます。
海岸へと向かって歩いていくと、早速現れました! 象の鼻!

「象の鼻」の名付け親は作家のモーパッサンで、正式にはアヴァルの断崖といいます。町の南側に位置します

もう一つの崖は町の北側に位置し、アモンの断崖です。どちらの断崖も上を歩くことができ、今回私はアモンの断崖の頂を目指して登りました

断崖には階段がございますので、こちらの階段をひたすら登ります

頂上がだんだんと見えてきました! 坂は割と急ですが、10分前後で頂上までたどり着けます

頂上にはこのような教会があります★

天気は良くありませんでしたが、海の色はとってもキレイでした

足元がすくみますが…(笑)。何よりも断崖なので、ステキな写真が撮れそうです♪

アモンの断崖から見られるアヴァルの断崖。自然が作り出した宝物です。時間によっては日差しが岩にあたったりなど、いろんな表情を見せてくれます
エトルタは絶景スポットや絵画のルーツを巡るには、たいへんおすすめな場所です。
フォトジェニックなスポットですので、ノルマンディーに行かれた際はレンタカーやプライベートツアー、電車やバスをご利用いただいて、エトルタへと足を運んでみてください。街並みもかわいらしく、ちょっとした街歩きも同時にお楽しみいただけそうです♪
ルーアン(Rouen)
セーヌ川沿いに開けた、北フランス有数の大都市が「ルーアン」です。
モネの連作で有名な大聖堂や、歴史的に有名なジャンヌダルクが火刑に処された町でもあります。旧市街にはノルマンディー独特の木組みの家々が昔のまま残っているので、町全体が美術館ともいわれ、見どころ満載な街歩きがお楽しみいただけます。
今回の視察はバスでの移動でしたが、もしもパリから足を運ばれる際は列車(急行)で約1時間10分の距離に位置します。ルーアンの駅からは歩いて10~15分で旧市街にたどり着けます。
それでは、中世の建築物が印象的なルーアンの街歩きの様子をお伝えします!
旧市街の方へ向かって歩いていくと、シンボルでもあるルーアン・ノートルダム大聖堂(ルーアン大聖堂)が!

繊細な造りに圧巻です。視察時は修復工事をしていました

大聖堂の中にも入ることができます

ステンドグラスが素晴らしいです!

出口からの撮影です。迫力があって、映しきれません

旧市街は、ノートルダム大聖堂を囲むようにいくつも道が分かれています

そして、木組みの家々が立ち並びます

日本では見かけないようなかわいらしいお店や有名なお店もたくさんあります

ウィンドウショッピングでも、お土産のお買い物でも楽しんでいただけます

こちらの大時計は16世紀のものです! ジブリの世界!

遊び心が満載です。町全体が美術館といわれる理由がわかります

ジャンヌダルクが火刑に処された場所は教会になっています

教会の壁に貼り付けてあった案内図

料理の写真はございませんが、教会の目の前にあるレストラン「Marcel Apero Bistro」は、とってもおすすめです

夜はライトアップされたルーアン・ノートルダム大聖堂★
いかがでしたか?
世界遺産のモンサンミッシェルを含め、ノルマンディー地方には魅力的な地域がたくさんあります。
ご興味のある方は、ぜひティースタイルにお問い合わせくださいませ。