

Aix en Provence REPORTエクスアンプロヴァンス 視察ブログ
【視察レポート】プロヴァンス地方~エクス・アン・プロヴァンス&アヴィニョン~(フランス/2017年3月視察③)
ティースタイル渡邉です。
プロヴァンス視察の最終回は、日本でも人気エリア「エクス・アン・プロヴァンス」と「アヴィニョン」です!
今回あまりお天気に恵まれなかったプロヴァンス視察でしたが、雨でも楽しめるのが、ミュージアム巡りです♪
プロヴァンス地方のおすすめギャラリー&ミュージアムをいくつかご紹介いたします!
最後に、レストランも1つご紹介していますので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです^^
ギャラリー&ミュージアム巡りへGO!
エクス・アン・プロヴァンス
まず最初に訪れたのは、フランスを代表する印象派の画家「ポール・セザンヌのアトリエ」です。

セザンヌが自ら設計し、晩年の4年間を過ごしたアトリエ
こちらのアトリエは、1906年にセザンヌがその生涯を閉じた時の状態で保存されています。


テーブルの上に置かれた果物や水差しなどは、セザンヌが晩年に描いた静物画そのもの!! セザンヌの制作風景を思い浮かべることができるほど、臨場感のある空間がそのまま残されていました。セザンヌファンの方は必見のギャラリーです!



次に訪れたのが、市内中心地にある「コモン・アートセンター CAUMONT D’ART」
特別展は半年ごとに内容が入れ替わり、この時は「マリリン・モンロー展」が展示されていました。



『ミュージックルーム』
楽器は当時のハイソサエティー(上流社会)のステータスのひとつとして重要だったそう。18世紀の美しい装飾が施された楽器のコレクション

『ポリーヌの寝室』
18世紀の典型的な寝室を再現。ポーリッシュスタイルのベッドが特徴的

中庭には、アイリスの花を様式化したフランス王家の象徴が

レストラン「カフェ・カーモント」も併設され、軽食もいただけます

この日のメニューはキッシュでした♪
アヴィニョン
エクス・アン・プロヴァンスから1時間半ほどバスで移動し、アヴィニョンへ!
この街には、中世に教皇庁が置かれたていたこともあり、数多くの史跡が残されています。
まさにプロヴァンスの中心となっている、ぜひとも訪れたい都市です。


早速「アヴィニョン法王庁」へ!
1309年~1377年までの間、7人のローマ法王が住んでいた宮殿です。


中世ゴシック様式建築の歴史ある建物に、神妙な気持ちになります...


ちなみに、当時の宮殿の大広間をデジタルで再現できます。美しい星空と、鮮やかな赤い壁が描かれていました。今では、少し壁が赤みがかっているかな?という程度まで色褪せてしまっています。

現在の宮殿の大広間。当時はここで大規模な宴が1週間も続けられたとか

当時の宮殿の大広間。デジタルで再現するとこんな感じです。

当時の衛兵の制服。現在のバチカンの衛兵と同じく、これもミケランジェロのデザインでしょうか…?
屋上にはカフェや展望台があり、展望台からはアヴィニョンの街を望む絶景です!



そして、おまけにもう1つご紹介♪ アヴィニョン法王庁に隣接するレストラン「クリスチャン・エティエンヌ」
アヴィニョンを代表する名シェフ、クリスチャン・エティエンヌ氏のお店。ミシュラン1つ星付きレストランです!
店内は、洗練された落ち着いた雰囲気です。



プロヴァンスの食材を生かした、繊細な料理の数々

ヒラメのグリル

ポテトのムース

仔牛のロースト。地元産のアスパラガスと

オレンジのムースにチョコレートアイスを添えて♪

チーズは食後に食べるのがフランスの習慣。ワゴンには見たことのない種類のチーズがたくさん!
個人的には、今回約2週間の視察の中で、一番おいしいと思うお料理でした(*^^*)
アヴィニョンにご旅行の際にはぜひチェックしてみてください!
いかがでしたか?
快晴のイメージが強いプロヴァンスですが、たとえ天気が悪くても十分楽しめるツアーをご案内いたします!
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。