Lapland REPORTラップランド 視察ブログ
【視察レポート】ラップランド最大のリゾート地レヴィ★冬のおすすめアクティビティ(フィンランド/2019年11月視察④)
こんにちは! 北欧視察へ行って来たトラベルコンサルタントの石田です。今回はフィンランドの北部にある、レヴィ(Levi)という街でのアクティビティについてご紹介します。
レヴィは夏の終わりから春にかけてオーロラ観測で人気の街ですが、オーロラ以外にも滞在中に楽しめる冬のアクティビティーがたくさんあります。
今回私は現地のツアー会社主催のアクティビティに参加しました。そこではアクティビティ用にスノーウェアを貸してくれます。スノーウェアの下には、私服のズボン、セーターなどを着用します。帽子、マフラー、手袋は忘れずにご持参ください。手袋は付けたままスマホの操作ができるタイプが、スマホで写真を撮るにはおすすめです!
ツアー会社がスノーウェアを貸し出してくれるので、服が汚れる心配もありません。
トナカイ農家見学と餌やり体験
このアクティビティでは、代々トナカイ農家を営む農場の見学とトナカイの餌やりを体験できます。昔、実際に農家の方が生活していた伝統的な小屋の見学もさせていただきます。
続いて、待ちに待ったトナカイとのご対面です。立派な角を携えて近づいて来てくれました。
この時期のトナカイは角の皮が剥けて生え替わる時期だそうです。そのため角から少し血が出ていましたが痛くないそうですよ。
農場で飼われている人に慣れたトナカイのため、とても穏やかで、餌を持って行くと近よって来てくれます。彼らの餌はなんと!苔だそうです。
私たちにとってサンタクロースのソリを引くイメージのトナカイですが、北極圏で生活をする人たちにとって、トナカイは貴重な家畜であり、栄養源でもあったそうで、トナカイの皮や肉、角はすべて余すことなく生活に使われていたそうです。このような貴重なお話を農家の方から直接聞くことができます。
馬そり・犬ぞり体験
こちらでは、フィンランドの固有種であるフィンホースが引く馬そりと、ハスキー犬が引く犬ぞり体験をすることができます。
雪道をソリに乗ってフィンホースに案内してもらいました。
馬が引くソリに乗って、幻想的な雪景色を楽しむ事ができます。この時の様子を動画で撮影しましたので、ご覧ください。
続いて、ハスキー犬の犬ぞり体験をさせていただきました。
ソリ犬は2歳~6歳ほどの成犬が中心となっています。先頭を走るリーダー犬に後ろの犬たちはついていくそうで、リーダー犬は人間の指示する方向やスピードに従って走ります。リーダーには選ばれた優秀な犬のみがなれるそうです。人間と犬たちの絆の強さも感じられました。
力強く雪道を駆け抜ける犬たち! こちらも動画でご覧ください。
雪道散歩と伝統的な小屋でのサーモンバーベキュー体験
最後にフィンランドの伝統的な冬の楽しみ方を体験してきました。
スノーウェアに身を包んで、真っ白な雪原を散歩します。道中、野生の生き物の足跡を見つけたり、氷点下の中キラキラと月明かりに照らされて輝く雪の結晶を眺めながら、静寂の中をザクザクと雪をふみしめ、「Hut」と呼ばれるフィンランドの伝統的な小屋まで歩いて向かいます。
最近日本でも、デンマーク語のヒュッゲ(快適な、ゆったりとした時間という意味)という言葉が流行しましたが、フィンランドでも家族や友人と過ごしたり、自然を楽しんだり、時間に追われずにゆったりと心豊かに過ごすことをとても大切にしています。
この小屋での体験は、そんなゆったりとした時間を大切にしようと思える、優しいひとときでした。
いかがでしょうか?
日本で毎日忙しく働いて気がついたら時間ばかりが過ぎていく、そんな日々を過ごしている私たち現代人に、自然の美しさや時間を楽しむことの大切さを教えてくれる、そんなアクティビティばかりでした。
ご興味のある方は、ティースタイルまでお問い合わせください。