Lapland REPORTラップランド 視察ブログ
【ホテルレポート】ゴールデン クラウン レビン イグルート(フィンランド・ラップランド[レヴィ]/2019年11月視察①)
こんにちは! 北欧の視察に行って来た、トラベルコンサルタントの石田です。
今回はフィンランドのレヴィにあるとてもロマンティックなホテル「ゴールデン クラウン レビン イグルート Golden Crown Levin Iglut」をご紹介します。
宿泊した11月上旬はすでに雪で真っ白に覆われていました。
雪のブロックをレンガの様に積み上げたドーム型の建物のことをイグルーと言い、日本のかまくらに似た形をしています。そのイグルーを模してガラスで建てられたのがレビン イグルートのお部屋です。北欧滞在で一番楽しみにしていたこのホテル、どんなお部屋なのか、とってもドキドキでした。
夜の到着で写真が暗いため、翌日の明るい写真と織り交ぜてご紹介していきます!
各イグルーには小さなキッチンとバスルームがあります。キッチンには電子レンジ、湯沸かしポット、コーヒーメーカー、冷蔵庫が備えられています。バスルームはコンパクトですが、機能的な造りになっています。
雪が積もらないように特殊な暖房設備が整ったガラスの天井でできているイグルーの中は、外の景色からは想像もつかないほど暖かく快適でした。お部屋にはテレビはありませんが、Bluetooth接続が可能なスピーカーがあり、好きな音楽を流すことができます。
運が良いと天井一面にオーロラのカーテンが見られるそうです! 私の滞在中には残念ながらオーロラは見られませんでしたが、氷点下の中キラキラと輝く雪景色がとても綺麗でした。
こちらのホテルのレストランはレヴィにあるレストランの中でも美味しいと評判とのことで、ディナーもとても楽しみにしていました。地元で採れた食材を使用した、北欧スタイルの料理です。
メインディッシュのトナカイのステーキは鹿肉に似た味で、やわらかく味付けもシンプルなのでお肉の旨味を味わえます。
デザートのリコリス(※1)のソースが衝撃のお味でした(笑)。日本ではなかなかなじみがなく、一般的には日本人の口には合わないと言われているのですが、欧米ではとてもポピュラーだそうです。漢方薬を煮詰めたようなお味でしたが、欧米から来た方は素晴らしく美味しいと大絶賛されていました。味覚って不思議です・・・。
最後のデザートでは大きな食文化の違いを感じましたが、他のお料理は味付けも控えめでそれぞれの素材の味を活かし、丁寧に作られている印象を受けました。
(※1)リコリスとは漢方でおなじみの甘草の一種。この根に含まれた成分がのどや消化に良いということからキャンディやグミなどに使われ、欧米では昔からポピュラーな植物です。その根からとれるエキスは砂糖の50倍もの甘味を持つといわれています。
朝食は暖炉を囲んだビュッフェスタイルになっています。
ゴールデン クラウン レビン イグルートはレヴィの街から離れているので、静かで幻想的な滞在を楽しめます。オーロラが見られればもちろん最高ですが、冬の滞在ではキラキラと輝く銀世界を満喫できます。ご興味のある方は、ティースタイルまでお問い合わせください。