EGYPT REVIEWエジプト お客様の声
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【お客様の声】トルコ航空ビジネスクラス利用 エジプト&トルコ 年末年始の旅7日間
●ご旅行先:エジプト&トルコ
(2018年12月27日出発)茨城県 髙橋様ご夫妻
●海外の世界遺産で新年を迎えてみたい
●一度はピラミッドを観てみたい
このわがままな要望を元に、Teestyleさんと半年前から打ち合わせ、ついに、カイロ(エジプト)・イスタンブール(トルコ)の年越しツアーに行ってきました。とても思い出に残る楽しい旅でした。
思いつくままにちょくちょく変わる私の要望に根気強く付き合って頂いた池愛寿さん、ありがとうございました。
最初から最後まで一人の担当者が面倒をみてくれるこのスタイルはとても良いシステムだと思います。
●こだわりポイント
◆ビジネスクラスでエジプト・カイロに行きたい
◆乗継ぎ地のトルコでも滞在したい
◆機内以外で年越しをしたい
●旅のご感想
*空の旅
さて、清水の舞台からというより、ピラミッドの上から飛び降りたつもりで、今回は往復ビジネスクラスにしました。
ターキッシュエア(トルコ航空)のビジネスクラスは、シートがフルフラットになりとても快適でした。ということで、初日、午前中の到着で一旦ホテルに行くこともなくそのまま観光をしましたが、飛行機での疲れがほとんどなく余裕でまわることができました。
食事も「空飛ぶシェフ」と呼ばれるコックが同乗していて、とても美味しかったですよ。さすが世界3大料理の国です。
*エジプト
〜エジプト考古学博物館からスタート〜
エジプトの歴史遺産が満載の「考古学博物館」、 ここの収蔵品は20万点にものぼるとのこと。日本ならここのものが1点でもあれば、通年展示会が出来るのでは?です。
五千年も前の実物が手で触ることができるとは考えられないことです(※当然触れない展示品もあります)。悲しいかな落書きがあったりもしましたが…、ともかく、偉大な文明を感じ取れる場所でした(近々、移転するようですが、お国柄いつになるでしょうか?ともかく近々だそうです)。
〜ピラミッドに入る〜
大げさですが、死ぬまで絶対観てみたかった「ピラミッド」。
クフ王のピラミッドは、想像より遥かにスケールの大きいものでした。観光用に作られた通路までとききましたが、中の棺の部屋まで行くことができました。
しかし、膝を曲げた中腰状態での往復100m?はかなりキツイ行程で、途中で引き返してしまおうかと思うほどでした。12月のカイロは思ったより寒く、長袖シャツの上にパーカーを着ていたのですが、中から外に出るころには大汗状態でした。でも、そこに通路があると聞いて入らない訳にはいかない、その為に来たのだから・・・。普段使わない筋肉を使ったせいで、後から腿がパンパンになって歩くのも大変だったけど、これも貴重な体験でした。
〜ラクダからコブ?〜
3大ピラミッド周辺には、ラクダや馬に乗って周りを観光することもできます。
さながらキャラバン隊のようで、ピラミッドや砂漠にはラクダが似合います(平山郁夫画伯の絵のようで・・・)。
私たちはラクダに乗っての観光はしなかったのですが、スフィンクスを見学し終わった後、いい「インスタ映え!」する位置に、一頭のラクダとラクダ使いが休んでいました。「歩かなくていいので、乗ったところを写真に納めたい」とお願いすると、特別にいいだろうということで、写真1枚1USDで交渉成立です。
しかし、ラクダに近づくと、寝ていたのを起こされたからか?はたまた「この時間は休憩中だ!いやだーッ!」なのか、ラクダが突然怒り出したのです。口の中の赤い袋状の膜がバスケットボール大まで膨れ上がり「ボーッ!」と大きな叫び声をあげるのです。ラクダが怒るとこんなすごいものが飛び出すのか?と唖然です。ラクダ使いのおじさんが「何とかほにゃらら」といいながら叱りつけると一応おとなしくなり、いざ、私たちは乗り込むことに…。
妻が前、私が後ろに座りました。背中には人が乗るように鞍がありますが、その鞍には前後に突起状の棒があるだけです。そこにしがみつくしかありません。すると、ラクダ使いが棒のようなものでラクダを叩いた瞬間、私たちは前方に大きく傾き落ちそうになりました。私は妻を抱えるようにして前の突起棒を握り、妻に私が覆いかぶさらないように必死で耐えました。でも、もう限界です。私の身体は、妻の背中の上を滑ってラクダの前方の地面に向かって飛んで行ってしまう!・・・と覚悟しました。瞬間、ラクダの首がムチのようにしなりこちらに向かってきました。「ゴツン」と鈍い音、妻の額とラクダの後頭部がぶつかったのです。妻の「痛ーい!」の悲鳴が響いた次の瞬間、私たちは水平に戻り、あっという間に地上2メートルの高さまで持ち上がったのです。
その後、ガイドがスマホで何枚か写真を撮り終えるまで、ただただお互いしがみついているしかない私達でした。これで、妻の額と私の手は真っ赤になりましたが、エジプトの病院に運ばれることは免れました(この出来事は、私達が無理にお願いした結果ですから・・・旅行会社やガイドに何の罪もありません)。
ラクダは正座した状態からは、先ず後ろ足で立ち、続いて前足で立ち上がるようです。 皆さん、もしラクダに乗るときは、ラクダが立った状態で、乗り込み用階段(踏み台)を使う観光出発点から乗ってください(私たちは、乗り慣れた人やラクダ使いが自分で乗り込む時のやり方だったようです)。
今、私のスマホには、顔が強張りしがみつくようにしてラクダの背中に座る2人の写真が数枚残っています(1ドルしか払っていませんが数枚…)。妻の額に、「ラクダから『コブ』をもらった」という、今では笑い話になっています。
〜おばあちゃんの焼いたパン〜
赤ピラミッドに向かう途中、昼食には「鳩の丸焼き」を食べてみたいという私たちのリクエストに応えてくれて、郊外のレストランに立ち寄りました。
車を降りてレストランに入る手前の左奥の方から赤ちゃんの大きな泣き声がしています。近寄ってみると、まだハイハイしかできない子供が、盥(たらい)に入れられて泣き叫んでいます。 竃(かまど)の前にはおばあちゃんが、孫が泣いていようが構いませんよという感じで、もくもくとレストランに出すパン「エイシ?」を焼いていました(ナンに似ていて、中に好きな具材を詰めながら食すパン)。
動画でも撮影いたしました。かまどを使ってエイシを焼いたり、煮物をしたり名コックのおばあちゃん。顔が出せないのが残念ですが、優しい印象のおばあちゃんでした。
妻が作っているところをのぞき込むと、このパンを食べてみろと焼き立てを差し出してくれました。泣き止まない赤ちゃんの響と焼きたてエイシの匂いがその場を包みこみ、家族の温かさまで伝わって来るような気がしました。そして、頂いた焼き立てエイシはとても美味く、今でも、ほんわりとした甘さが蘇ってきます。ちょっとした触れ合い、いい思い出になりました。
〜新しい遺産?〜
私達は、3大ピラミッドを観た後30分ほど車を走らせて赤ピラミッドや屈折ピラミッドまで足を延ばしました。
車はナイル川にそそぐ幅10mほどの支流沿いを走り続けます。右手には畑や牧草地や住宅が通り過ぎます。一方、川に目を転じると、ビニール袋に詰まったゴミが大量に堆積し、川の流れさえせき止めるほどになっていました。数10Kmどこまでもどこまでもゴミの山です。パピルスを発明した国、その紙は溶けて土に返ります。木で作ったものも朽ちて土に返ります。ところが、ちょっと前に人類が便利のために生み出したビニールやプラスチックはそのままの形を残してそこにあるのです。
今回の世界遺産の旅で、人間の生み出した文明のすばらしさを改めて知りました。一方、たかだか数千年分の数十年、つまり100分の1の最近の人間の行為が、歴史の汚点となってそこにあることも知りました。旅に行くことは、画面や写真の媒体などを介さず、空気、匂い、温度などを感じながら、直接この目で観るからいいのですが、この負の遺産も直接見ることができ強烈に心に残っています。
~エジプトで宿泊したカイロのホテル、カイロ メナ ハウス(写真でご紹介)~
*トルコ
〜お菓子の国へ〜
12月30日にエジプトのカイロからトルコのイスタンブールに飛び、翌大晦日は、カッパドキアに日帰りで行ってきました。
私は25年前に夏のカッパドキアを訪れたことがあり、あの絶景を是非妻にも見せてあげたいと、一日こじ開けての強行スケジュールでしたが、ついに念願叶ったという次第です(朝5時ホテル発)。 そこは、マイナス4度と手足が痛くなるような極寒の地でしたが、うっすらとシュガーパウダーを振りかけたようなキノコ岩は、お菓子の国にでもいるようで、何とも言えぬ感動をくれました。「来てよかった!」の一言です。
〜ついに世界遺産で新年を〜
カッパドキアからイスタンブールのホテルには23時頃に戻りました。
ホテル前の路地はもう人で埋め尽くされ、あちこちで陽気なダンスの輪ができていました。
その人込みをすり抜け、急いで、歴史地区のアヤソフィア前の広場に行ってみました。噴水の周りには、すでに大勢の人がカウントダウンを待っています。暫くして、四方から花火が上がり、歓喜の声とともに2019年が幕を開けました。私たちは、ついに、世界遺産の街イスタンブールで新しい年を迎えたのです。
~イスタンブール散策~
ブルーモスク(スルタンアフメット モスク)は、まさに世界一美しいモスクと言われるだけありました。建物内、女性は頭を覆わなければならず、防寒のマフラーが役に立ちました。
街のお菓子屋を覗き、地下都市やカフェなどに寄りバザール(屋根付き市場)へと散策しました。
~ボスポラス海峡クルーズ~
バザール散策後、約1時間半のボスポラス海峡クルーズでした。
船着き場には、名物の「焼き栗」や「焼きトウモロコシ」の屋台が並んでいました。
一度は食してみたい イスタンブール名物「鯖サンド」に挑戦しました。パンが少し硬めでした
〜旅の締めは〜
元旦、ボスポラス海峡クルーズを終え、かじかむ手で握った「鯖サンド」にかじりつきながら、ガラタ橋から糸を垂らす釣り人たちを見上げている妻は、「この旅は満足じゃ!」?と言っているようにみえました。おしまい。
とても良い旅ができたと思います。
旅行中関わって頂いた方々、ありがとうございました。
●スケジュール
日程 | 内容 | 滞在地 / ホテル |
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1日目(12/27) |
機中泊 |
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2日目(12/28) |
**エジプト** |
カイロ / マリオット メナ ハウス |
3日目(12/29) |
★エジプト1日観光≪日本語ガイド同行/専用車/ランチ付き≫★ |
同上 |
4日目(12/30) |
**トルコへ** |
イスタンブール / スラ デザイン ホテル & スイーツ |
5日目(12/31) |
★カッパドキア1日観光≪日本語ガイド同行/専用車/ランチ付き≫★ |
同上 |
6日目(1/1) |
★イスタンブール プライベート1日観光≪日本語ガイド同行/専用車/ランチ付き≫★ |
|
7日目(1/2) |
※下記フライトスケジュールやツアー内容は、ご旅行出発時点の内容です。
●ティースタイルより
髙橋 様
おかえりなさいませ!
とてもよいご旅行になられたとのこと、本当にうれしく思います。
早い時期からご一緒にプランを練った甲斐がありましたね。
ご感想もお写真もたくさんありがとうございます。
お写真はうまく文章とマッチしていて、状況や雰囲気がよく伝わってきます。
私の初ラクダはカッパドキアでした。
高橋様と同じように乗せられて、本当に怖い思いをしました。奥様は大事無くてよかったです。
動画もありがとうございます。
懐かしいタライですね。。。赤ん坊の鳴き声はどこの子も変わらないものですね。
奥様が楽しんでご満足だったのが、髙橋様にとっても一番よかったことのように感じましたよ。
次に高橋様がどこに行きたいと仰るか楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いします。
ティースタイル
池 愛寿
★トルコ旅行についての情報は、以下のサイトで詳しくご案内しております。トルコ旅行をご検討中の方はぜひ参考にご覧ください。
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