【視察レポート】プレオープンの「大エジプト博物館」を見学(エジプト・ギザ/2024年6月視察①)

コンサルタントの大槻です。2024年6月30日に、ギザの「大エジプト博物館 The Grand Egyptian Museum」を視察いたしました。こちらは、ギザ地区にある東京ドーム10個分ほどの大きさの巨大博物館です。2024年10月16日にメインギャラリーが公開されますが、ツタンカーメン王の展示品はまだ考古学博物館から移送されてなく、まだグランドオープンの日付も決まっていません。とは言うものの、見ごたえは十分です。

600億円超の総工費の内の半分以上を日本が援助し、 JICA(国際協力機構)が技術援助を行った日本とも関係の深い博物館で、展示物の表記には日本語の併記も多くございます。現在、大エジプト博物館からギザのピラミッドへつながる橋を建設中で、完成しますと移動時間がかなり短縮できます。

大エジプト博物館

大エジプト博物館

まず荷物検査場にて、持ち込み不可のカメラや自撮り棒を預けます。スマートフォンによる館内での撮影は可能です。そして、チケット売り場を経て建物に入る前に、ラムセス2世のオベリスク(石造の記念碑)が立っています。正面玄関を入ると、約3,200年前に作られたラムセス2世の大きな像が目をひきます。

先端がとがっているのが特徴のオベリスク

先端がとがっているのが特徴のオベリスク

ラムセス2世像(正面)

ラムセス2世像(正面)

ラムセス2世像(側面)

ラムセス2世像(側面)

ラムセス2世像(裏面)

ラムセス2世像(裏面)

正面玄関から続く約65mの大階段には、立像など数十点もの展示物があります(横のエスカレーターの利用も可能です)。

大階段の展示物

大階段の展示物

プタハ神、ラムセス2世、セメクト女王の像

プタハ神、ラムセス2世、セメクト女王の像

ラムセス2世とメルエンプタハ王のスフィンクス

ラムセス2世とメルエンプタハ王のスフィンクス

アメンエムハト1世の門口

アメンエムハト1世の門口

アクエンエテン王頭部

アクエンエテン王頭部

階段を上がり終えると、奥のガラス窓から約2km先にある三大ピラミッドをご覧いただけます!そして、まだツタンカーメンの展示室はオープンしていませんが、エジプト考古学博物館の4倍ほどのツタンカーメン関連の展示が行われる予定です。

階段を上がり終えると、奥のガラス窓から約2km先にある三大ピラミッドをご覧いただけます!

そして、まだツタンカーメンの展示室はオープンしていませんが、エジプト考古学博物館の4倍ほどのツタンカーメン関連の展示が行われる予定です。

1階には博物館のオフィシャルショップがあり、おしゃれなお土産が販売されています。

レストランやスターバックスなどのカフェもあります。お食事のご予算は50USドルほどでした(2024年6月時点)。

レストランやスターバックスなどのカフェもあります。お食事のご予算は50USドルほどでした(2024年6月時点)。

大槻 晋介

トラベルコンサルタント 大槻 晋介

今回は、エジプト現地手配会社のコーディネーター、日本語ガイドと共に訪問しました。ツタンカーメンの展示室がオープンいたしましたら、少なくとも3時間の観光時間が必要とのアドバイスを受けました。個人的には3時間くらいが適切かと思いますが、興味や関心により5時間などの⾧時間の観光をお考えいただいてもいいと思います。ぜひ、ティースタイルにご希望をお知らせいただき、ご相談くださいませ。


トラベルコンサルタント 大槻 晋介のご紹介
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