ガラパゴス諸島の中で最初に人が定住した島

ガラパゴス諸島の中でも南端に位置するフロレアーナ島。現在、4つの島に人々が暮らしていますが、その中でも最初に人が移住した島です。人口100人ほどの集落で規模は小さいですが、その歴史は大航海時代にさかのぼります。海賊たちが水を求めて立ち寄ったと言われています。

上陸ポイントは、人々の暮らす「プエルト・ベラスコ・イバラ」、18世紀の船乗りたちの名残を感じる「ポスト・オフィス・ベイ」、約1kmのトレイルがある「プンタ・コルモラント」の3ケ所にあります。

18世紀、船乗りたちには祖国へ連絡を取る手段はありませんでした。そんななか、運良くたどり着いたこの島にひとつだけポストが。このポストに投函された手紙は、その国へ帰る人が持ち帰ってくれたそうです。「ポスト・オフィス・ベイ」にあるのは、そうした歴史が紡がれてきた船乗りの名残を感じるポストです。そして、なんとこの習慣は今でも受け継がれているそう。ここに訪れた旅人たちが自国への手紙を見つけると持ち帰り送ってあげるそうです。素敵な習慣ですね！

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