◆家庭料理が楽しめるレストランでディナー
◆伝統料理が楽しめるレストランでランチ
◆ザグレブでお土産探し♪
◆ザグレブのロッカー事情について
◆ザグレブの空港から市内間の移動について

こんにちは。トラベルコンサルタントの宮本です。2023年9月末～10月初旬に、ハネムーンにも女子旅にも人気のクロアチアへ行ってきました！ ドブロブニクやプリトヴィッツェ湖群国立公園など人気の世界遺産があるクロアチアですが、国際線の玄関口となるザグレブへも少しの時間でしたが立ち寄ってきました。

クロアチア旅行のプランニングの際に、日本からの国際線フライトスケジュールの関係上、乗り継ぎの1泊だけザグレブに宿泊したり、移動の合間の少しの時間だけザグレブに滞在するなどなど、短時間のザグレブ滞在がどうしてもできるケースが多くあります。クロアチアは他の都市の魅力が強すぎて、ないがしろにされがちなザグレブですが…、短時間でも（短時間だからこそ？かもしれませんが…）ザグレブの魅力をたっぷり感じました！

＜今回のザグレブ滞在時間＞
・クロアチアに到着日のディナー（翌朝プリトヴィッツェへ向かいました）
・ドブロブニクからザグレブへ戻り、国際線出発までの約4時間

◆家庭料理が楽しめるレストランでディナー

今回はクロアチアの前がイタリアでの滞在だったので、クロアチアのザグレブ空港には20時20分と遅い到着でした。送迎車にて空港から滞在ホテルまで移動すると、すでに21時30分。まだ何か食べられるか調べたところ、レストランの営業は22時か23時までというところが多かったです。今回は口コミ評価などチェックし、クロアチアの家庭料理が楽しめる「プルゲル（Purger）」というお店に行ってみました。

ちょうど旧市街とメインステーションの間に位置するので、どちらのエリアに滞在していても徒歩7～10分程で行くことが可能なお店です。閉店間際でもうほとんどお客さんもおらず…、今までのヨーロッパ滞在での感覚から行くと断られてしまうかなと思いながら店員さんに声をかけたところ、快く迎え入れてくれ、親切な対応にこちらがびっくりしちゃいました。

そして、なんとメニューに日本語表記がありました！ 6か国語の表記があったので、さまざまな国の観光客から人気が高いのだと思います。私が注文したのは、ザグレブ風仔牛のカツレツ（16ユーロ）、夏限定のパプリカの肉詰め（10.5ユーロ）、自家製レモネード（2.2ユーロ）です。名物はやっぱり食べておきたいと思い注文したので、絶対すごい量になってしまうだろうと予感はしていたのですが、さらに予想を超えるボリュームでした…！

ザグレブ風仔牛のカツレツは30cmくらいあるのでは！ という大きさにフライドポテトがたっぷり。パプリカの肉詰めのパプリカは日本のパプリカより大きいのではというサイズ感でした！ 写真には写っていないのですが、パプリカの肉詰めには大盛のマッシュポテトがついており、3名くらいでシェアできるのではないかというボリュームです！

そしてただただ、美味しい！ ザグレブ風仔牛のカツレツは想像通り美味しい味だったのですが、パプリカの肉詰めが肉肉しくてジューシーでありながら、肉厚なパプリカとトマト煮込みのおかげで見た目よりも重くなく、このボリュームを完食しました！ これは美味しすぎて日本に帰ったら作ってみようと思った一品です！ 夏限定メニューらしいので、ぜひ夏にザグレブを訪れた際には食べてみてください！ その後、青空市場の野菜コーナーでめちゃくちゃ大きなパプリカを見かけ、「これかぁ！！」と思いました。

◆伝統料理が楽しめるレストランでランチ

ドブロブニクから朝の飛行機でザグレブへ移動し、夕方のザグレブ発の国際線までの4時間程、ザグレブ観光へ出かけました。クロアチアを何度か訪れたことがあるイタリアの友人に絶対「シュトゥルクリ」を食べてねと言われていたので、この日のランチはシュトゥルクリ専門店の「ラ ストラク（La Struk）」へ。シュトゥルクリもザグレブの伝統料理・家庭料理で、ラザニアの中身がチーズのような料理と聞いて楽しみにしていました！

お店の入口は小さいのですが、奥行きがあり席数は意外と多かったです。中庭席が人気のようで、私はオープンと同時に入ったので自動的に中庭席に案内されたのですが、その後も中庭席に座りたい方々が続々と入店し、中庭は常に満席状態でした。入口から奥に進むと小さな部屋がいくつかあり、それぞれ内装も異なっていてかわいらしい店内でした。焼き上がりまでは注文から30分程かかるとのことだったので、コーヒーを飲みながら焼き上がりを待つのがおすすめです。

私が今回注文したのはトリュフシュトゥルクリ（7.5ユーロ）、コーヒー（2ユーロ）です。シュトゥルクリ専門店なので食事メニューはシュトゥルクリのみで、ソルティーチーズや私が頼んだトリュフ味など食事系のシュトゥルクリのほか、ブルーベリーやアップルシナモンなどスイーツ系のシュトゥルクリもありました。ほとんどのシュトゥルクリメニューが、6～7.5ユーロとめちゃくちゃお手頃価格です。食事メニューはシュトゥルクリのみですが、ドリンクメニューはコーヒー、ソフトドリンク、ビール、ワインなどかなり充実していました。

注文してから本当に約30分程で焼きあがってきました～！ 中庭席は確かに30分待つのにはとても気持ちがよく、リラックスした気分で過ごすことができます。ヨーロッパのレストランは注文してから食事が出てくるまでにかなり時間がかかることが多いので、30分くらいと言われて本当に30分で食事がでてきたことに驚きです！笑

海外滞在の最終日でもペロリと食べられるメニューで女性に特におすすめです！ 男性だと物足りないくらいかもしれませんが、ザグレブを訪れた際にはぜひ食べていただきたいお店です！

◆ザグレブでお土産探し♪

プリトヴィッツェ国立公園やドブロブニクではなかなかお土産らしいお土産を購入できていなかったので、ザグレブでお土産を探してみました。

＊お土産その1：チョコレート

ガイドさんにも聞いたところ、旧市街のイェラチッチ広場にあるチョコレート店がおすすめと教えていただきました。「KRAS」というチョコレート店で、スーパーなどにも商品はありますが、直営店舗はケーキなどもありテンションが上がるので、ぜひ訪れていただきたいです。店内にはカフェスペースもあり、ケーキもずらりと並んでました。立地も便利ですしお手洗いもあるので、街歩きの休憩場所としてもいいかもしれません。

私は赤い箱が可愛かったので「ボンボニエール マエストロ」（1箱13.27ユーロ）と、箱がストライプ柄の「バヤデラ」（1箱8.49ユーロ）を購入しました。一番人気なのは「バヤデラ」で、ヘーゼルナッツ味のヌガーとミルクチョコレートがまさにパッケージの柄のようにきれいな層になっていて、甘くて美味しかったです。ひとつずつパッケージにきれいにくるまれているので、配る用のお土産にもいいですし、コーヒーやワインのお供に自分へのお土産にもよさそうです！

＊お土産その2：ジンジャークッキー

ザグレブの街を歩いていると、至る所に真っ赤なハートをモチーフにしたお土産をたくさん見かけます。その中でも多く見るのがジンジャークッキーです。

＊お土産その3：ネクタイ

クロアチアはネクタイ発祥の地とも言われています。戦争に向かう男性の首に女性が赤いスカーフを巻いて送り出したそうです。その男性はそのスカーフを外さずに戦い抜き、無事に還ってきたことから、それがクロアチア中に広まり、その姿を見たフランス人が気に入りヨーロッパに広めたと言われているそうです。

お土産としても人気のネクタイ店「クロアタ（CROATA）」がザグレブにも何店舗かあります（ドブロブニクの旧市街にも1店舗ありました）。大切な人のお土産にネクタイを購入するのもおすすめです。60ユーロ程からびっくりするくらい高価なネクタイまでありました。

＊お土産その4：スーパーで購入もおすすめ

ドブロブニク旧市街やプリトヴィッツェ国立公園での滞在中はなかなかスーパーにいけなかったので、ザグレブで寄ってみました。「コンズム（KONZUM）」というお店がクロアチア最大のスーパーマーケットのチェーン店だそうで、ザグレブ散策中にも何店舗かありました。

クロアチアはトリュフが名物なので、スーパーでトリュフ系の食材を購入するのもお土産にぴったりです！ トリュフチップス（3.45ユーロ）、トリュフマヨネーズ（6.77ユーロ）、白トリュフオイル（13.27ユーロ）、白トリュフペースト（11.81ユーロ）を購入しました。日本で買うとトリュフ食材は高いので、いろいろ買っちゃいました！

観光地では飲み物が安くて3ユーロ～だったので、スーパーでは1ユーロ以下で購入することができ、日本と物価はそんなに変わらない印象でした。クロアチアの観光地価格はかなり高いということなんでしょうね。

◆ザグレブのロッカー事情について

ザグレブの空港には荷物預け所やロッカーがありません（2023年10月時点）。今回私は国内線と国際線の乗継の合間にザグレブ観光に行ったので、メインステーションの駅構内のロッカーに荷物を預けました。数に限りはありますが、メインステーションに預けられれば、メインステーションから旧市街をきれいに一周してまわれるのでおすすめです。

小さなロッカーは2ユーロ、大きなロッカーは3ユーロでトークンというものをそばにある自販機で購入し、ロッカーにトークンを入れて鍵をまわすとロックがかかります。鍵タイプなので利用方法もわかりやすく使いやすかったです。海外旅行用のスーツケースでも2ユーロの小さなロッカーに入ったので、入るかどうか確かめてからトークンを購入するのがおすすめです。

メインステーション前にタクシー乗り場もあるので、観光を終えたら、そのまますぐタクシーに乗って空港にも直行可能です。

そのほか、荷物を預けられる場所はバスステーションにもあります。もしメインステーションのロッカーがいっぱいだった場合は、バスステーションに預けることも可能です。メインステーションからバスステーションまでは、平地ですが徒歩だと20分程、トラムを利用しても結局歩く距離がかなりあるので、タクシー移動がおすすめです。

◆ザグレブの空港から市内間の移動について

ザグレブ空港からザグレブ市内へはタクシーで約30～35ユーロ程です。ザグレブ空港からザグレブバスステーションへは、30分に1本程度ですがバスも運行しており、片道8ユーロです。時間に余裕があってなるべく安く移動したい方は、空港からバスでバスステーションへ移動し、バスステーションに荷物を預け、バスステーションからトラムで旧市街へ向かうと移動費が節約できます！

ザグレブ空港の到着階から外にでると看板があり、空港を背にして左側がタクシー乗り場、右側がバス乗り場となっています。コンパクトな空港なので、タクシー乗り場やバス乗り場までも移動が少なくロスタイムもなく、アスファルトもきれいに平らなので、スーツケースを持っての移動も楽々可能なのが魅力的でした。

タクシー乗り場には料金目安の記載があります。移動距離での目安金額なので、ドライバーさんへも確認するのが確実とのことです。バス乗り場は簡易的な看板のみで、料金も手書きで8ユーロと記載がありました。

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※上記内容は2023年10月時点のものです。内容は変更される場合がございます。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。