◆旧市街の城壁をぐるっと一周
◆城壁観光する方必見！ ドブロブニクパスについて

こんにちは。トラベルコンサルタントの宮本です。2023年9月末～10月初旬に、ハネムーンにも女子旅にも人気のクロアチア・ドブロブニクへ行ってきました！ ジブリ作品『魔女の宅急便』のモデルにもなったとも言われているドブロブニク。展望台から見下ろすオレンジ屋根の街並みの写真を目にする機会も多いですよね。ドブロブニク観光の中でもすぐ間近に街並みを見ることのできる旧市街の城壁を、今回ぐるっと一周してきました！

◆旧市街の城壁をぐるっと一周

ドブロブニク旧市街を取り囲む城壁は一方通行になっており、東側にあるプロチェ門側からスタートすると前半に上り下りが多いのですが、その後はゆっくりとなだらかな道を歩くことができます。体力のあるうちに階段の多いエリアをコンプリートしておくのがおすすめです！ 歩いていくと、テラコッタの美しい屋根が広がります！ 色あせている屋根は、奇跡的に戦争下でも残った建物の屋根だそうです。

歩いて行くとミンチェタ要塞が見えてきます。ここは展望台となっており、高いところからの街並みとロクルム島の景色がとても美しいです！！

一番高い場所となるミンチェタ要塞からの景色を少しですが撮影したので、ご覧ください♪ 見渡す限り絶景が広がります！！

城壁から望む景色を楽しみながら、ゆっくり一周して約1時間30分程でした。城壁をプロチェ門近くからスタートすると、後半（海側）にちょうどカフェやお手洗いがあります。疲れてきたところで休憩ができるので、ちょうど良い配分で歩くことができました。そして、直射日光が当たるのでサングラスや帽子は必須です！

海側の城壁からは崖の下のビーチ（ブレイズビーチ）が見えます。以下写真のパラソルがあるエリアから下に行く階段があって、そのまま海にエントリーできる崖沿いにあるビーチです。

とても美しい城壁の街として復興している姿を見ると、現状はとても平和な空気を感じます。しかしながら、城壁から街を眺めるととても分かりやすいのですが、屋根のテラコッタの色が違ったり、銃弾の跡があったり、大砲が見えたりと…1990年代のクロアチア紛争の悲しい時代からの移り変わりを感じます。ドブロブニクは、なんと終戦から約3年で復興を遂げたとのことです。ドブロブニクの美しさを取り戻さなければいけないという大きな努力を感じますよね。観光客もドブロブニクという美しい町を大切にしなければと思いました…！

◆城壁観光する方必見！ ドブロブニクパスについて

■ドブロブニクパス
料金：1日券35ユーロ
※私が利用した時期はハイシーズン（3月～10月まで）の料金です。オフシーズン（11月～2月）は1日券15ユーロで、時期により料金が異なります（2023年10月時点）。

皆さん、ドブロブニクパスはご存じでしょうか？ 私も今回初めて利用したのですが、ドブロブニクの観光で城壁を歩かない人はなかなかいないと思います。城壁観光をするのであればすぐに元がとれるドブロブニクパス。このパスがあれば、利用開始から24時間、ドブロブニク市内のバスも利用することが可能です！ 城壁の入場券だけでも35ユーロなので、城壁とバスの利用だけもすぐにお得になるんです！

さらに、フランシスコ教会修道院や旧総督邸（レクター宮殿）、ほかにも博物館などへの入場にも利用することができます。博物館などに興味がない方でも、アクティビティやレストラン、ショップでのディスカウント（割引）もあるので使いこなせるとかなりお得ですし、事前にウェブ購入もできて便利なので、ぜひご活用ください！

ただし、バスを利用する際は利用前にバスの窓口にて引き換えが必要です。窓口でドブロブニクパスを提示すると、バス乗り放題のような乗車カードがもらえます。私の滞在日が日曜日だったので、結局窓口で引き換えができず悔しかったので、ご滞在の曜日にはお気を付けください！ 城壁やその他の施設は、パスに掲載されているQRコードでそのまま入場できます。

※内容が変更される場合もありますので、必ずご購入前に公式サイトなどでご確認ください。
※他にも割引となるお店がございます。

ドブロブニクパスについてはこちら（英語） クロアチアのページへ

※上記内容は2023年10月時点のものです。内容は変更される場合がございます。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。