Guanacaste REPORTグアナカステ州 視察ブログ
【現地レポート】最終目的地へ! パパガヨ湾の自然に囲まれた秘境リゾート・カシージャ滞在(コスタリカ・グアナカステ州/2020年3月視察⑧)
Pura Vida! ティースタイルの小泉です。代表の鈴木とコスタリカを視察しました。
コスタリカ最後の秘境にふさわしい場所、「カシージャ パパガヨ Kasiiya Papagayo」にやってきました。リベリア空港から45分のところにあります。前日泊まったアンダーズからボートで20分という近さの移動中、なんとクジラが見られました! だんだん陸に近づくと、見渡す限りの乾燥した山々。その中に隠れ家のようなテントが見えてきます。GM(総支配人)とスタッフが出迎えてくれました。
いわゆる観光客の賑わいとは無縁の、落ち着いた年代の夫婦やカップルが滞在する、静寂なおこもりの雰囲気満載です。カシージャのテントはたったの7つ。アルコールとスムージーを除く3食のオールインクルーシブ、ランドリーも含まれます。
柔らかい採光と国産の竹材がふんだんに使われたナチュラルな雰囲気にあふれたビーチカバナです。
テントの名前は Laughing Whale
私たちは車で丘まで登り、そこからサボテンに囲まれた道を少したどっていくと、なんと一番見晴らしのいいテントに案内されました。パパガヨ湾を一望できるこのオーシャンビュースイートテント、ここからクジラが見えるのでしょう。「Laughing Whale(笑うクジラ)」というかわいらしい名前がついています。
丘の上で電波が悪いので、スタッフとのやり取りはトランシーバーです。夜には鍵のないドアの外に、コーヒーが置かれています。
ちなみに、海沿いに建つビーチフロントのテントの名前は「Lazy Turtle(のんびりとしたカメ)」。なんてチャーミング!
手作りのおいしさがつまった食事
まわりの景色に圧倒されながらまたビーチカバナまで下っていき、ランチをいただきます。オープンエアのダイニングテーブルは風が通り、灼熱の日差しをさえぎってくれます。食事は日替わりでどれも手の込んだ素朴なおいしさ、いつも楽しみ。
日替わりランチは、前菜・メイン・デザートのセットで、見た目にも美しく、メニューの選択に迷います。リゾートならではの贅沢な楽しみです。
さて、カシージャに着いた途端、流れる空気と時間はとてもゆっくり。これまで数々の激しいアクティビティを満喫してきたので、ここではひたすらのんびり、最後のコスタリカを過ごすのもいいなあ。そういうわけで、外の景色を眺めながら時間はゆるゆると流れました。
サンセットカクテルタイム
コテージで一休みした後は、夕方5時ごろから支配人おすすめの“サンセットカクテルタイム”を楽しみます。燃えるような太陽が沈む前からくつろぎはじめ、日没後の満天の星空観察まで気の向くまま、自由な時間を過ごします。
ディナータイム
さて、それではゆっくりの続きでディナーをいただきましょう。
カシージャでの過ごし方
どこまでも静かで止まった時間。ストレスから解放される、“逃避旅行”がふさわしいひとときです。朝も昼も夜も、時間を気にせずのんびり過ごします。これを退屈というか、贅沢というか。私には貴重な贅沢時間です。庭先にやってくるカプチーノモンキーの親子をいつまで見ていても飽きません。海の中はどんなだろうかと、シュノーケリングしてみました。前日の強風が残っていましたが、翌日には波が収まって水も透明になるだろうとのことでした。岩場の近くで小さな魚たちに会いましたよ。
前泊したアンダーズでは毎回借りられなかったパドルボード。ここではいつでも使いたい放題。もう一つ体を動かしたといえば、朝のMovement Sessionsです。トレーナーに従って、丸太のモンキーウォークやボールを使って眠った体のエクササイズです。
たっぷり時間があるので、スパも受けてみました。
いよいよカシージャを離れるときがきました。初めてのコスタリカ、最後の楽園。秘境のようなカシージャで締めくくりができたのは良かったと思います。ゆっくりとコスタリカ旅行を振り返ることができたから。
最後に・・・
実はコスタリカに来てカシージャで初めて、今回のパンデミックの話をしました。ほぼ100%欧米人観光客が訪れるコスタリカ、カシージャも例外ではなく、今後テントを増やすプランの構想中にあってキャンセルが続くことをGMは憂慮していました。
私たちも、まったく懸念がなかったかといえばそんなことはなく、コスタリカで新型コロナの感染が広まらないように、無事帰国できるように、そんなもやもや感を抱えての旅行であったのは事実であり、少し残念です。
最後に、コスタリカのその後の対応をご紹介します。コスタリカの新型コロナウイルス感染拡大抑止策が成功している背景には、「政府の素早い対応」および「中南米の他の国々よりも保健や教育分野に多くの予算を費やしてきたこと」の2点があるようだということです。2月には対策を練り、3月中旬には緊急事態宣言を出し、90%以上の医療保険加入者がいるうえに、未加入者にも検査を実施するなど、迅速で巧妙な対応が評価されていると言います。(5月10日付共同通信)
新型コロナの一日も早い収束と、多くの人がコスタリカの自然の宝庫へ溶け込んでほしい!と心から願う旅でした。
コスタリカ旅行をご検討中の方は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください。
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