【ホテルレポート】アマンファユン(中国・杭州/2015年6月視察)

中国、杭州。
日本から最も近くにあるアマン、”アマンファユン”へ視察へ行ってまいりましたのでレポートさせていただきます♪

・短い日程でもアマンを体験したい
・今までのアマンとは一味違うアマンを体験したい
・世界遺産の中にステイしてどっぷり歴史と文化を感じたい

中国屈指の有名な寺院に囲まれた世界遺産の中にひっそりと調和して佇むリゾート...

アマンファユンは元々、ティープランテーションで生計を立てるファユン村という村でした。
現在は村全体がアマンとなり、中国の歴史と文化に浸ることのできる独特の雰囲気あるリゾートになっています。

現在もその小道は宿泊者以外の方も通ることが出来、近隣のお寺のお坊さんが道を歩く姿も見られます。アマンにはとても珍しいスタイルですね。
(もちろんセキュリティはばっちりなので安心してご宿泊いただけます)

私は今回上海にて仕事があったので、上海の虹橋駅から杭州駅まで新幹線で向かいました。
所要時間は約1時間。

新幹線

新幹線

杭州駅

杭州駅

事前に到着時間と新幹線の番号をお知らせしておき、
杭州駅に到着するとドライバーの方が『AMANFAYUN』の看板を持ってお迎え下さいます。
(飛行機で杭州空港に直接到着される場合は空港にお迎えに来てくださいますよ^^)

こちらの車で案内してくださいました

こちらの車で案内してくださいました

ランタンでお出迎え

ランタンでお出迎え

車で走ること約30分。

林の中にひっそり『AMANFAYUN』の看板があり、
その隠れ家的雰囲気にわくわく。。

私の到着は夜だったので、
エントランスにつくとランタンを持ったスタッフの方がお出迎えしてくださいます。

そこからはまさに別世界...
静かに点々ともる電灯に、川のせせらぎと虫の声に囲まれてなんだか神聖な場所に足を踏み入れたような気持に。

お部屋は長方形の一軒家になっています。天井も高くとても広々。ステキなインテリアです。

元々ファユン村だったときの家の構造をすべてそのまま残し、新しく建て替えられています。
中国茶やコーヒー、ソフトドリンクなどのバーはすべてコンプリメンタリー。
ダイニングテーブルにはウェルカムフルーツとしてライチが置かれています。

私が宿泊した部屋のベッドは天蓋付きでとてもふかふかでよく眠れました。
ベッドの固さは好みによってマットレスを抜いたり追加することによって調整ができます。夫婦で好みが違う場合は、左右で変えることも可能とのこと。

私は到着が遅かったので、部屋に荷物だけおろし、そのままスパにあるお風呂へ。
アマンファユンはお部屋にバスタブがなく、代わりにスパに貸し切りのお風呂があります。

こちらはアマンファユンに行ったからには絶対に入りに行かれることをおすすめします。予約制になっています。

お風呂はヒノキの五右衛門風呂になっていてとてもいい香りがし、癒しの空間になっています。お二人までならゆっくり入れるサイズで、洗い場も2つあります。

ミストサウナもアロマが炊かれ、とてもリラックスすることができます。

スパのお風呂

スパのお風呂

夕食はSteam Houseへ。杭州料理のお店です。

実はアマンファユンでは、5件あるレストランのうち3つが地元のローカルなお店がテナントとして入っているんです...!

中には中国語しか伝わらないお店や、清潔ながらローカルな雰囲気たっぷりなお店も。
アマンの中にいながらにして独自のローカルな文化を体感できるというのも、このアマンファユンの大きな魅力のひとつだと思います。

私が夕食を取ったSteam Houseはアマンのレストラン。とても上品な味ですごく美味しかったです。

翌日は朝欧州料理のレストランにて朝食、そちらで日本人スタッフのゆうこさんとお会いしました。
アマンファユンにご宿泊の中国人の方は皆さん中華の朝食を好まれるそうで、朝は欧州料理のレストランに行くと空いているのでゆっくり過ごせます。

ゆうこさんはとてもあたたかい雰囲気の方で、一緒にいてくださるだけでほっこり安心します♪
その日はゆうこさんがリゾートの施設や周囲のお寺と街並、茶畑を案内してくださいました。

杭州料理のSteam House

杭州料理のSteam House

欧州料理のレストラン

欧州料理のレストラン

日本人スタッフのゆうこさん

日本人スタッフのゆうこさん

リゾート内の施設で、特に素晴らしいのがこちら!「FAYUN PLACE」。

入口の看板

入口の看板

fayunplaceエントランス

fayunplaceエントランス

気持ちの良い中庭

気持ちの良い中庭

ライブラリーのソファ

ライブラリーのソファ

ロビー、ライブラリー、シガーラウンジの役目を果たします。

さわやかな風が吹き抜ける中庭に窓から広がる豊かな緑..
センスの良いアートの数々。

至福の時間を過ごせる場所です。
1日はここでゆっくり過ごす時間を作っても良いかもしれません。

そしてその足でお寺へ。

通常はお寺の入場にチケットを購入しなければいけませんが、こちらはアマンファユンの宿泊費の中に含まれていますので、リゾート出口でチケットを受け取ります。
アマンの敷地の本当に真横がお寺の入口になっているような近さで、客室によっては早朝と午後の1日2回読経が聞こえてくるそう。

アマンファユンからお寺のエンドランスへ

アマンファユンからお寺のエンドランスへ

永福寺

永福寺

庭園のように緑に溢れる境内

庭園のように緑に溢れる境内

真横にあるのが永福寺、庭園のような造りのお寺ということで、広い敷地内を散歩するように上に登っていくことのできるお寺です。
緑が豊かでとてもキレイです。
観光客でいつも混み合っているようなので少し早起きをしてのお散歩がおすすめ。

朝のフレッシュな森林浴を楽しむことができます。

時間のない方だと有名な霊隠寺にしか訪れない方が多いそうなのですが、
霊隠寺と永福寺2つ訪れた方は永福寺の方が好き、とおっしゃる方が多いようです。こちらは是非訪れて頂きたいおすすめのお寺です。


もう一つが中国で最も有名なお寺の一つ、霊隠寺。
お寺に入る際にお線香が配られます。

霊隠寺

霊隠寺

お作法を習ってお参りしてみました

お作法を習ってお参りしてみました

アマンから徒歩5分程ですが、そのアプローチの道も雰囲気があるので退屈することなくすぐ到着します。
こちらのお寺はとにかくスケールが大きく、迫力があります。

中でもギネスブックにも登録されている五百羅漢は圧巻。

羅漢は一体1.7mあり、すべてが全く違う顔、キャラクターを持っていて見ていて全然飽きません。
一体は必ず自分にそっくりな羅漢を見つけられるといわれています。ぜひ探しに行ってみてください^^

そしてお寺の裏にあるこじんまりとしてセンスの良いショッピングストリートを歩いてアマンへ
沢山の可愛らしい雑貨や陶器、お茶などのお店が並んでいます。

人間大の羅漢像

人間大の羅漢像

お寺の裏通り

お寺の裏通り

アマンファユンエントランスにてゆうこさんと

アマンファユンエントランスにて
ゆうこさんと

そしてまた車で杭州駅まで送迎頂き、夢のような滞在が終わりました。

日本から最も近いアマンファユン

中国の歴史的な文化とアマンの洗練されたラグジュアリー。
新旧が美しく調和したリゾートに是非訪れてみてくださいね^^