BOTSWANA REPORTボツワナ視察ブログ

【ホテルレポート】サンクチュアリスタンレーズキャンプ［ロッジ編］（ボツワナ・オカバンゴデルタ／2020年1月視察④）

◆スタンレーズキャンプでの1日のスケジュール
◆スタンレーズキャンプの施設紹介
◆スタンレーズキャンプのお部屋
◆スタンレーズキャンプのお食事

こんにちは。トラベルコンサルタントの永井です。
2020年1月下旬から2月初旬まで、ティースタイルではトラベルコンサルタントの藤原、蓬莱、関、永井の4名が参加して南部アフリカの視察旅行を実施しました。

一生に一度は行ってみたいと思うアフリカの旅。大自然の中に囲まれたロッジやテントなど、サファリでの滞在には幅広い選択肢があります。大草原には、贅沢にも限られた数の部屋のみ。ロッジのスタッフは、想像を越えるホスピタリティでゲスト一人一人にあった滞在をサポートしてくれます。満天の星空の下、アフリカの民族の踊りを見ながら囲むボマ（焚火）、プールサイドにセッティングされたキャンドルライトディナーなど、非日常の時間をご堪能いただけます。ゲストにとって、この場所にまた戻ってきたいと心から思わせてくれるスタッフとの出逢いは一生の思い出になると思います。

私たちが宿泊＆視察させていただいた、高級ロッジを運営するサンクチュアリトリートの「サンクチュアリスタンレーズキャンプ Sanctuary Stanley's Camp」を前後編に分けてご紹介いたいます。
オカバンゴデルタの私有地にあり、クラシックなテントでの滞在をお楽しみいただけます。自然派の方には、特におすすめのロッジです。
モレミ動物保護区に隣接しており敷地が広く、象との触れ合い体験を始め、ゲームドライブ、ウォーキングサファリを楽しめ、さまざまな動物に出会えるチャンスが多くあります。
今回はロッジをご紹介いたしますが、後編ではゲームドライブ、ウォーキングサファリなど現地の体験レポートもご紹介しますので、ロッジ紹介ページとあわせてご覧になっていただけると、よりロッジ滞在のイメージが湧くかと思います。

木の温もりとパステルカラーのインテリアが、アフリカでの滞在を盛り上げてくれるメインエリア

◆スタンレーズキャンプでの1日のスケジュール

おおよその時間で、変動する場合もございます。

05：30 モーニングコール
06：00 ～朝食
06：30 ～ゲームサファリ　
10：00 ～自由時間
11：30 ～昼食
13：00 ～自由時間
16：00 ～ゲームサファリ
19：30 ～夕食　　　

今回、私たちは「Mack Air」のセスナに乗り、カサネ国際空港からオカバンゴデルタにあるエアストリップ「Stanley's」まで移動。セスナからはオカバンゴデルタの壮大な景色を見ることができます。
サンクチュアリスタンレーズキャンプのガイドのFREDさんが迎えに来てくれました。車内などの注意事項やどんな動物がみたいかなど会話をしながら、約15分ほどの道のりを走り、ロッジへ向かいます。

セスナ「Mack Air」で移動

オカバンゴデルタに到着

ガイドの送迎でロッジへ向かいます

オカバンゴデルタに含まれるモレミ野生動物保護区は見晴らしがよく、どんな動物に出会えるかワクワクします。ロッジまでの道のりで、キリンの親子にも会えました。ロッジに到着すると、スタッフ総出でアフリカの歌＆踊りで歓迎してくれました♪

オカバンゴデルタ・モレミ動物保護区

あっという間にサンクチュアリスタンレーズキャンプに到着

アフリカの歌＆踊りで歓迎♪

15時半にロッジに到着し、17時からのサファリゲームまで時間があり、お腹が空いていたので軽食をいただきました。

◆スタンレーズキャンプの施設紹介

ゲームサファリまで、時間があったので施設内を視察させていただきました。清潔感があり、モダンでお洒落なインテリアで作られた空間が広がります。スタッフはいつもフレンドリーに笑顔で話かけてくれ、心のこもったサービスに温かい気持ちになりました。
広大なロッジの敷地内には柵がなく、インパラやキリン、イボイノシシなど動物と遭遇することが多々あります。動物が活発に動き回る夜間は、スタッフを呼び一緒にレストランなどへ移動するという決まりがあります。動物から自分の身を守るためです。
メインエリアにはチェックイン手続きのスペースやお土産屋、メインダイニング、バーなどが集まっています。テントの中は、開放的な造りになっており、インテリアがとてもお洒落でした。

敷地内で動物と遭遇することも・・・

メインエリアへ

開放的なメインエリアのテント内

こちらは、チップを入れる箱です。アフリカではチップ制度があるので事前に確認されておくことをおすすめします。お部屋の机にチップ用の封筒が用意されており、そこにチップを入れて、箱に投函します。

★は、ゲームドライブや客室などトータルでボツワナの観光省が評価したものです

ここのキャンプ名は、アフリカの探検家ヘンリー・スタンリーにちなんだもの

ボマディナー（アフリカ式のバーベキュー）のエリア

メインバーの前の草原には小さな池があり、サンセット後には池にライトを当てるので、動物たちが水場を求めてやってきます。その様子を観察するのもバーでの楽しみのひとつです。

メインバーは、スタッフやゲストとの交流の場

バーの奥にあるプールからは大草原を見渡すことができます

ボツワナのお土産で人気のバスケットをスタッフが作っていました。一つ一つ手作りです。ヤシの葉できめ細かく編み込んで作ります。水を入れても漏れることがないそうです。

スタッフによる手作りのお土産

植物や動物などをモチーフにしたものが多く、ホテル内でも購入可能

他にもアフリカ雑貨のお土産品がたくさんあります

◆スタンレーズキャンプのお部屋

それでは、スタンレーズキャンプのテントスタイルの客室をご紹介させていただきます。まさに自然派でアクティブな方におすすめのお部屋です。テントタイプとは言え、まったくそれを感じさせないきれいな内装で、アフリカのモダンな家具からアメニティや水回りなど、すべてにおいて快適に過ごすことができました。

テントの外観です。ターンダウン時に、シートを下ろしてくれます。客室内にエアコンがないためファンのみとなりますが、自然の中での滞在を思う存分楽しんいただけるかと思います。夜は網戸からの風が心地よく入ってきます。

全10室の客室は、すべてハリウッドツイン対応となっております。柔らかいパステルカラーをベースとした家具が可愛いお部屋です。ベットの質がとても良く、ふかふかで快適です。

ハリウッドツインなので、女性2人の場合ベットが離されています

ベットに寝転んだときの雰囲気です。時間を忘れて、お部屋でもゆっくりできます

サバンナの突然の雨でも心配いりません。お部屋には大きな傘があります。
机の上の箱には、ポストカードやクリーニングのリクエストシート、ルームサービスメニューの表、チップの封筒などがあります。

机も広々としていて、使いやすいです

ポストカードやクリーニングのリクエストシートなど

虫よけスプレーやトランシーバーもあります

ミニバーはすべてオールインクルーシブメニューに含まれています。無料で毎日補充してくれます。コーヒーや紅茶セット、電気ポットもあります。ここのクッキーがお気に入り。甘くてコーヒーと良く合います♪

ミニバー

コーヒーや紅茶セット

リキュールも種類が豊富

洗面台は2台あり、広々としてとても清潔感があります。バスルームには天井にシャワーがあり、水の出もGOODです。
毎朝サファリに行く前に、クリーニングボックスの中の部屋番号が書いてある白い巾着袋に洗濯物を入れると、午後にはきれいに洗濯して、スタッフの方がお部屋に置いてくれます。こちらもすべて宿泊代に含まれているので、とてもうれしいサービスです。なので思った以上に、日本から持ってくる服の枚数はいらないかもしれません。

2台の広々とした洗面台です

天井シャワー。シャンプー、コンディショナー、ボディウォシュもあります

クリーニングをお願いする巾着袋

バスローブ

スリッパ

テラスでは、ゆっくり座りながら草原の風景を楽しむことができます

◆スタンレーズキャンプのお食事

スタンレーズキャンプのお食事は、基本的には前菜、メイン、デザートの3コースとなっています。朝食に関しては、コンチネンタルブレックファーストのビュッフェに加え、オムレツやエッグベネディクトなどのアラカルトメニューからも選べます。料理のクオリティが高く、どれを食べても美味しく、味も見た目も最高でした。一部ですが食事をご紹介いたします。

こちらは、とても広々としたメインダイニングになります。毎日、きれいにテーブルをセッティングしてくださったり、プライベート感のある演出は、いつもサプライズばかりでした。

朝食

コンチネンタルブレックファーストのビュッフェの様子です。

フルーツやヨーグルト、パン、シリアル

ハムやチーズなども種類が豊富でした

昼食

昼食は、前菜、メイン、デザートの3コースのランチがお楽しみいただけます。

こちらのメニューから毎回、3コースを選択ができます

前菜の豆サラダ

メインのハンバーガー！ボリューム満点です

最後はデザートは、キウイのシャーベット

夕食

最後の夜には、プールサイドでのキャンドルライトディナーを準備してくださり、とても感動してしまいました。満天の星空と、草原の水辺を求めて集まってくる動物たちを見ながら、スタンレーズキャンプでの最後の夜のディナーを楽しみました。

特別な夜にキャンドルライトディナーをお楽しみいただけます

毎回食事にでてくるスープは、とてもまろやかで美味しく日本人の口にたいへん合います。メインはお魚からお肉まで飽きることない味や見た目、そして種類の豊富さ！！ゲストへの思いが食事の内容からも伝わってきます。デザートにはクラッカーやチーズをコーヒーや紅茶と一緒につまみ、サファリでの思い出を語りながら贅沢な時間を過ごしました。