Thimphu REPORTティンプー 視察ブログ
【ホテルレポート】アマンコラ ティンプー ~神秘の国ブータンを訪ねて~(ブータン・ティンプー/2018年1月視察①)
旅人の琴線に触れる極上のアマンコラ周遊
こんにちは! ティースタイルの鈴木です。
今回、私はブータン王国にある「アマンコラ AMANKORA」に視察に行って参りました。
アマンコラはパロ、ティンプー、ガンテ、ブムタン、プナカの5ヶ所に分れてあるロッジを総称したものです。そのうち10日間にわたって4ヶ所に滞在し、ブータン王国の素晴らしい魅力を味わうことができました。
旅行業に携わって長いですが、今回の旅はアフリカを訪ねた時以来の心にしみわたる感動に溢れた旅となりました。
アマンコラに滞在した私だからこそお伝えできるブータン王国の魅力を皆様にも共有したいと思い、ティースタイルのホームページでこれからアマンコラへの旅をご紹介させていただきます。私の体験した旅のすべてを皆様にお届けします。
最後には、アマンコラに訪れる日を夢見てしまうような内容をご紹介できると思っています。ぜひご覧くださいませ。
ブータン王国への空の旅
日本からブータンへの直行便はありません(2018年1月現在)。今回、ブータンへはバンコクを経由し、バンコクからは「ドゥルクエア Druk Air」を利用しました。
バンコク空港のドゥルクエアのチェックインカウンターでは、アマンスタッフによるチェックイン手続きのお手伝いをしてくれます。アマンホスピタリティーは、ここから始まっています!
ブータンのパロへは、途中カルカッタ(コルカタ)に寄る約5時間のフライトとなります。
そして出発の時間。ほぼ定刻通り出発しました。
出発して約1時間強で機内食の時間(朝食)に。機内食はベジタリアンかオムレツを選べます。私はオムレツを選んでみました。
今回はカルカッタでの乗り継ぎが30~40分のはずでしたが、1時間10分かかりました。少し遅れての到着になりそうです。
こうした遅延はあり得ますが、サービスのレベルは普通の飛行機と遜色ありません。
パロ国際空港は世界一着陸が難しいと言われる空港です。山の尾根ギリギリを旋回するように降下していき、到着します。とてもエキサイティングな飛行です!
ここから聖地を巡り、真の幸福を求める旅がスタートします。
着陸の難しいパロ国際空港へ!
待ちわびたアマンコラに到着
最初の目的地は、標高2,350mの場所に広がる首都ティンプーです。パロ国際空港からは車で1時間半ほど。
「アマンコラ ティンプー AMANKORA Thimphu」は、ティンプーの中心地から車で10分の小高い丘に建っています。2005年にオープンした白亜の宮殿のような外観で、きらびやかなリゾートホテルのように着飾りすぎず、味わい深く好感が持てます。
洗練されたデザインの客室
アマンコラ ティンプーの16室ある部屋はすべてスイートです。「またアマンに帰ってきたな…」と思わせてくれる洗練されたデザイン。
世界中のアマンを渡り歩くアマンジャンキーを生み出す理由のひとつだと思います。
部屋に入ると暖炉が真ん中にあり、寒い時にはスタッフに言えばすぐに薪を入れ、火をつけてくれます。
夜になるとベッドの中に湯たんぽを準備してくれます。意外に思われるかもしれませんが、これが本当にあたたかく、気持ちよかったです。先人の知恵ですね。
そしてバスタブには少しだけ水を張ってくれています。お湯だけを入れるとすぐにお湯がいい温度になるようにとの工夫だそうです。どこまでもお客様のことを考えた心憎いサービスですね。
質の高いお食事
まず、アマンコラ ティンプーに到着するとウェルカムドリンクのアップルティーでお出迎えしてくれました。スパイスとリンゴの自然な甘さが程よく、旅の疲れをするすると癒してくれます。
アマンコラではお飲み物もお食事も基本的にすべてオールインクルーシブです。24時間いつでもお好きな時にお好きな量をお召し上がりいただけるサービスです(一部のお飲み物を除く)。
そして、お部屋でもいただくことができます! これはアマンコラ ティンプーだけでなく、5つすべてのロッジでオールインクルーシブとなっております。
タイ料理と西洋料理から選べる毎日異なるメニュー
お食事はタイ料理と西洋料理から選べます。
ディナーの場合、タイ料理がコース料理、西洋料理は前菜、メイン、デザートが基本です。
私は1日目のランチ、ディナーともにタイ料理を頂きました。
夕食は全体的にスパイスの効いたさわやかな味わいでした。ドリンクには、白ワイン(ソーヴィニヨンブラン)のグラスをチョイス。お食事がさわやかでスパイシーの味わいなので、少し甘みのあるスッキリした白ワインがよく合いました。
2日目の朝食はブータン風のお粥。朝からブータンの文化を感じることができます。お米は赤米を使うのがブータン風だそうです。
ランチはツナのブルスケッタ、グリーンカレー。
そしてディナーは、タコのグリーンサラダ、牛肉のソテー、デザートにチョコレートロールケーキをいただきました。
2日目の夕食時に翌日の移動中のランチのオーダーを聞かれましたが、写真のメニューをみて、私はウェスタンを注文しました。こちらもおいしかったですが、ブータン料理を選択したメンバーのお食事がベストでした! 次回は絶対にブータン料理にしてみたいなぁ…
そして滞在3日目。
朝食は特別オーダーでオニオングラタンスープを頼みました。これがとてもおいしかったです。
フルーツヨーグルトとの組み合わせが最高!
メニューにないものでも頑張って作ってくれる、ホスピタリティの高さを感じますね。
今回はブータン到着からアマンコラ ティンプーの客室や食事を中心にお伝えしました。
次回も引き続きアマンコラ ティンプーのアクティビティや観光についてご紹介します。
ティンプーの後は、ガンテ、プナカ、パロとアマンコラのロッジに滞在した視察レポートもお届けします。
町によって異なる顔を見せるブータンだからこそ、新しい旅のカタチがご提案できると思います。ぜひご覧ください。
アマンコラやブータン旅行についてのご質問やご相談は、アマン正規代理店のティースタイルまでお気軽にお問い合わせください。