オーストリア視察ブログ
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【視察レポート】ザルツブルク市内&郊外の観光名所巡り (オーストリア/2023年12月視察②)

こんにちは! トラベルコンサルタントの田中です。2023年12月にオーストリアのザルツブルク視察に参加してきました。今回はザルツブルクの代名詞ともいえる作曲家モーツァルトと、映画『サウンド・オブ・ミュージック』ゆかりの地をご紹介いたします。

冬のザルツブルク

冬のザルツブルク

今回は、ウィーン空港からザルツブルクの駅まで鉄道で移動をしました。列車によって異なりますが、約2時間30分~3時間の旅です。今回は、横3列のゆったりした快適な1等車を利用しての移動でした。この列車は食堂車が付いており、1等車は座席まで食事を運んでいただけます。

1等車は2等車にくらべ空いています

1等車は2等車にくらべ空いています

スーツケース置き場もありました

スーツケース置き場もありました

席で食事を楽しめます

席で食事を楽しめます

新市街にあるホテルを出発して、ザルツブルクの新市街と旧市街を徒歩で見学します。初日のコースは、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地となったミラベル庭園と、モーツァルトの住居、モーツァルトの生家を訪れました。今回は、2日間現地ガイドの純子さんにお世話になりました。

カラフルな横断歩道

カラフルな横断歩道

紅葉と雪景色。12月に雪が降るのは珍しいそうです

紅葉と雪景色。12月に雪が降るのは珍しいそうです

今は市庁舎として使用されている「ミラベル宮殿」の前に、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地にもなった「ミラベル庭園」があります。この庭園は劇中でドレミの歌を歌った場所として有名です。ミラベル宮殿は一部観光が可能になっており、見どころでもある「天使の階段」と呼ばれる大理石の見事な階段をご覧いただけます。

ドレミの歌を歌ったシーンに登場するペガサスの泉

ドレミの歌を歌ったシーンに登場するペガサスの泉

天使の階段&ガイドの純子さん

天使の階段&ガイドの純子さん

ミラベル庭園から5分ほど歩くと、「モーツァルトの住居」に到着。モーツァルトが17歳の時に引っ越してきた家だそうです。見学後にお土産を見て、滞在時間は30分ほどでした。

モーツァルトの住居

モーツァルトの住居

館内では当時の様子が伺えます

館内では当時の様子が伺えます

次に、マカルト橋を渡って旧市街へ入り、モーツァルトの生家に向かいます。マカルト橋には、恋人たちが幸せを祈ってかけた鍵がたくさんあり、「Love padlocks(愛の南京錠)」といわれているそうです。

そして、旧市街地で一番にぎわっているゲトライデ通りでもひときわ目立つ黄色い建物が、「モーツァルトの生家」です。現在は2階から4階が博物館として開放されています。1階はスーパーマーケットになっており、レシートにモーツァルトのマークがついているので、レシート欲しさにここで買い物をする人もいます。

マカルト橋

マカルト橋

カラフルな黄色の建物が、モーツァルトの生家です

カラフルな黄色の建物が、モーツァルトの生家です

家の内部には、当時の家具など、生活の様子を身近に感じることができるものが残されていました。

子供の頃に使っていたバイオリンが展示されていました

子供の頃に使っていたバイオリンが展示されていました

直筆の楽譜や手紙、ポートレートをご覧いただけます

直筆の楽譜や手紙、ポートレートをご覧いただけます

実際に使われていた、かまどもありました

実際に使われていた、かまどもありました

翌日は、ザルツブルク郊外に日帰り観光(ザルツブルク発着)に行ってきました。

ザルツブルク郊外には『きよしこの夜』の歌が生まれた場所があり、名所のひとつになっています。今回は私たち6名だけでしたので、ワゴン車での移動です(写真:ドライバーさん)。それでは郊外へ出発!

ザルツブルク郊外には『きよしこの夜』の歌が生まれた場所があり、名所のひとつになっています。今回は私たち6名だけでしたので、ワゴン車での移動です(写真:ドライバーさん)。それでは郊外へ出発!

■レオポルツクロン城
映画『サウンド・オブ・ミュージック』で、ボート遊びをしていて湖に落ちるシーンを撮影した場所です。現在は、郊外のリゾートホテルとして営業しています。

■ヘルブルン宮殿
ヘルブルン宮殿の庭園には、映画の撮影に使われたガラスの家があります。

レオポルツクロン城(右の白い建物)

レオポルツクロン城(右の白い建物)

ヘルブルン宮殿のガラスの家

ヘルブルン宮殿のガラスの家

■聖ミヒャエル教会
主人公マリアとトラップ大佐が結婚式のシーンを撮影した、モントゼーにある教会です。クリーム色でかわいらしい外観ですが、教会の中は荘厳な雰囲気でした。

聖ミヒャエル教会

聖ミヒャエル教会

重厚感のある教会の内部

重厚感のある教会の内部

お土産も購入できます

お土産も購入できます

モントゼーのかわいい街並み

モントゼーのかわいい街並み

オーベルンドルフという小さな村にある聖ニコラウス教会では、1818年に「きよしこの夜」が初めて歌われたそうす。その後、聖ニコラウス教会は18世紀初頭に取り壊されましたが、跡地に「きよしこの夜礼拝堂」が建てられ、今では博物館が併設されており、世界中から観光客が訪れます。礼拝堂内部の調度品は、当時のものが再利用されています。

きよしこの夜礼拝堂

きよしこの夜礼拝堂

礼拝堂の内部

礼拝堂の内部

こちらが祭壇です

こちらが祭壇です

作曲した人が描かれたステンドグラス

作曲した人が描かれたステンドグラス

こちらは作詞をした司祭が描かれています

こちらは作詞をした司祭が描かれています

川向かいに見えるのは、ドイツ・ラウフェンの街

川向かいに見えるのは、ドイツ・ラウフェンの街

◆ザルツブルクでは「ホテル イムラウアー&ブロウ」に宿泊

最後に、今回宿泊した「ホテル イムラウアー&ブロウ Hotel Imlauer&Brau」を簡単にご紹介します。ウィーン空港への列車や長距離列車の発着地であるザルツブルク中央駅から徒歩圏内の、新市街にある清潔で便利な立地の4つ星ホテルです。今回は比較的広めの「スーペリアルーム(20~22㎡)」に3泊しましたが、快適に過ごせました。朝食のチーズやハムを美味しくいただきました!

ホテル イムラウアー & ブロウ

ホテル イムラウアー & ブロウ

スーペリアルーム。

スーペリアルーム。

ロマンティックな雰囲気のレストラン

ロマンティックな雰囲気のレストラン

ホテル イムラウアー&ブロウ 公式HP
田中 純

トラベルコンサルタント 田中 純

ザルツブルク市内と郊外の観光はいかがでしたでしょうか。映画『サウンド・オブ・ミュージック』がお好きな方はもちろんのこと、ガイド同行のザルツブルク観光ツアーもいくつか開催されているので、1日観光ツアーに参加し、観光名所を巡り楽しんでいただくのもいいかと思います。今回は訪れることはできませんでしたが、春から秋にかけては、湖畔の美しい町ハルシュタットもぜひ訪れていただきたい素敵なところです。

ザルツブルク旅行のご相談は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください。


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